ポケポケの最新環境において、「ウルトラネクロズマex」デッキが注目の的となっています。
強力なワザ「シューゲイザー」によって相手の山札を削りながら大ダメージを叩き出すこのデッキは、エネルギー加速との相性も良く、一度動き出すと止めづらい強さを誇ります。
しかし、その強さには明確な弱点が存在します。
この記事では、環境で増加中のウルトラネクロズマexに対して有効なメタカード3選と、対面での立ち回りを具体的に解説。
「ウルネクに勝てない」「デッキを組み替えるべきか迷っている」そんな方に、今すぐ使える実践的な対策をお届けします。
ウルトラネクロズマexデッキの特徴と警戒すべき動き
「シューゲイザー」による一撃火力と山札破壊
ウルトラネクロズマex最大の脅威は、そのワザ「シューゲイザー」にあります。
エネルギー1個につき90ダメージという高火力に加え、相手の山札をトラッシュさせる副次効果も持ち、速攻型にも持久戦型にも対応可能。
エネルギーが溜まったターンの「一撃で試合を決める」性能は、環境上位にふさわしい爆発力です。
エネ加速を絡めた中盤以降の爆発力
このデッキは「ザオボー」などのサポートを駆使して、超エネルギーを一気に盤面に展開できます。
特に、2〜3ターン目に「ザオボー → ネクロズマに大量エネ付与 → シューゲイザー」で試合を一気に畳みかけるパターンは非常に強力です。
したがって、相手のエネ加速が始まる前に主導権を握れるかが、対策のカギになります。
ウルトラネクロズマexに刺さる環境メタカード3選
① ラムパルド:速攻と高火力で先手勝負
ラムパルドは、1エネで220ダメージという超高火力を持つ化石ポケモン。
ウルトラネクロズマexのように、立ち上がりに時間がかかるデッキに対して圧倒的な先手圧力をかけられます。
序盤でサイドを2枚先行できれば、そのままリードを維持して押し切る展開も十分狙えます。
② カプ・コケコex:後攻2ターン目から110ダメージを叩き込む
カプ・コケコexは、後攻時にエネ加速を絡めて即座にアタッカーとして動ける優秀なポケモン。
2ターン目に「エレキサークル」で110ダメージを与えれば、準備中のウルトラネクロズマを倒すか、大幅に弱らせることが可能です。
速攻構築やビートダウン型の軸として、現環境で採用価値が高い1枚です。
③ エルレイドex:高エネ要求デッキに対するハードカウンター
エルレイドexは、相手のポケモンについているエネルギーの数に応じて火力が上がる「いかくのぎり」を持つテクニカルアタッカー。
大量のエネを抱えるウルトラネクロズマに対しては、条件次第で一撃圏内に入るほどの高打点を狙えます。
ルカリオとの併用でダメージ調整も可能となり、ミラーや高エネ構築に幅広く対応できます。
実戦で意識すべき立ち回りのポイント
序盤のアグロ展開で主導権を奪う
ウルトラネクロズマexデッキの弱点は、準備に時間がかかる初動の遅さです。
ここを突いて、先攻2ターン目・後攻1ターン目から攻め込む構築が効果的。
ラムパルドやカプ・コケコexのような速攻アタッカーを用い、相手が動き出す前にサイドを先行できれば、プレッシャーで相手のプランを崩せます。
相手のエネ加速とサイドプランを見切る
ザオボーによるエネ加速や、サイド逆算による詰め筋を事前に予測できるかが勝敗を左右します。
「ウルトラネクロズマが3エネ乗ったターン=試合の分岐点」という意識を持ち、
その1ターン前に相手の山札・盤面・ベンチの動きを読み切ることで、次の一手が最適化されます。
妨害系グッズや手札破壊カードを組み込むことで、相手の爆発力を抑え込むことも可能です。
まとめ:対ウルトラネクロズマex戦の「勝ち筋」はここにある
ウルトラネクロズマexは、環境屈指のパワーを持つデッキですが、序盤の不安定さとエネ依存の構造という明確な弱点も抱えています。
以下のポイントを意識することで、勝率を着実に高めることが可能です:
- ① ラムパルドやコケコexで序盤からテンポを奪う
- ② 相手のエネ加速タイミングを読み、前もって動きを制限する
- ③ エルレイドexのような高効率カウンターで後半勝負を作る
メタが定まっていないうちに、確実に「勝てる構築」を持ち込むことが環境を制するカギです。
今期のランク戦や大会に向けて、ぜひ本記事を参考に対ウルトラネクロズマ戦の最適解を見つけてください。
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