ドラマ『じゃああんたが作ってみろよ』(TBS火曜22時)は、地上波視聴率だけでなく、配信視聴数やSNSでの広がりでも静かに存在感を強めています。
本記事では、1〜7話の視聴率推移に加え、同枠(TBS火曜22時)歴代作品との比較、配信・SNSでの人気指標をひとつにまとめて整理します。
1〜7話の視聴率一覧(関東地区)
| 話数 | 世帯視聴率 | 個人視聴率 | 放送日 |
|---|---|---|---|
| 1話 | 6.3% | 3.4% | 10/7 |
| 2話 | 7.0% | 3.9% | 10/14 |
| 3話 | 6.8% | 3.6% | 10/21 |
| 4話 | 4.5% | 2.4% | 10/28 |
| 5話 | 7.0% | 4.0% | 11/4 |
| 6話 | 8.1% | 4.4% | 11/11 |
| 7話 | 6.7% | 3.8% | 11/18 |
平均視聴率は 世帯6.63%。
6話では同作最高となる8.1%を記録し、放送時間の遅れがあった4話を除けば、全体的に安定した推移となっています。
視聴率推移から見る“ドラマの勢い”
序盤〜中盤で数字が大きく揺れる作品も多い中、本作は初回 → 2話 → 5〜6話と、山を作りながら伸びていきました。
特に6話で8%台に乗せたのは、火曜22時枠では珍しい動きで「内容評価の積み上がり」が数字に反映された形となっています。
TBS火曜22時枠の「歴代視聴率」との比較
TBS火曜22時は、これまで『マイファミリー』『石子と羽男』『君の花になる』など多彩な作品が並んできた枠です。
その中で『じゃああんたが作ってみろよ』の1〜7話平均6.63%は、直近5年間の同枠で見ると中位〜やや上位の水準に位置します。
参考(直近枠の例):
- 高水準:『マイファミリー』平均11.9%
- 中間:『石子と羽男』平均6.9%
- 低水準:『君の花になる』平均5.3%
これらと比較すると、本作は「大ヒットではないが、粘り強い人気を保つ作品」という評価に近く、特に6話の8.1%は同枠の近年では上位に入る強い数字です。
配信視聴数の評価(TVer・TBS FREE)
本作の人気を裏付ける大きなポイントが、配信での圧倒的な強さです。
- 1話:520万再生突破
- 2話:1話を超える再生ペース
- 配信ランキング:TVer+TBS FREEでドラマ部門歴代最高クラスを記録
“視聴率より配信で伸びるドラマ” の典型であり、若い層はほぼ配信で追っている可能性が高く、リアルタイムと配信の差が大きい作品となっています。
SNS人気(X/Twitter)
SNSでは、毎話放送時に関連ワードがトレンド入り。
定量的な投稿数こそ公開されていませんが、X上では以下の傾向が見られます。
- 放送中は公式ハッシュタグが常時トレンド圏
- 6話・7話は特に感想投稿が増加
- キャスト単位の名前もたびたび急上昇ワード入り
SNSの“熱量”は配信数と連動していて、視聴率では見えない人気の裏側をしっかり支えています。
人気パラメータの総合評価
視聴率だけで語ると見落とされがちな作品ですが、
「視聴率:中位」「配信:歴代上位」「SNS:非常に強い」という構造から、総合的には人気上位の部類に入るドラマです。
地上波+配信+SNSの3つを束ねて評価すると、
『じゃああんたが作ってみろよ』は
“2025年秋ドラマの中でも安定して強い作品”と位置づけられます。
まとめ|数字と熱量のどちらにも支えられた作品
リアルタイムの視聴率、配信再生数、SNSの盛り上がり。
そのどれを見ても、本作が静かに、でも確かな支持を受けていることが伝わってきます。
今後の後半戦でも、視聴率と配信の双方でさらに大きく伸びる可能性があります。



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