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【リゼロ】レムラムは鬼族の生き残り？魔女教襲撃の過去や戦闘能力に迫る

2022.12.04

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『Re:ゼロから始める異世界生活』（リゼロ）のレムラムが鬼とはどういうことなのか、あなたはモヤモヤしていませんか？

そこで、今回はリゼロのレムラムが鬼であることについてまとめてみました。

この記事を読めばリゼロのレムラムが鬼であることの意味が分かるようになり、また知識を整理することができます。

非常にすっきりして、リゼロをより楽しむことができるようになるはずです。

それでは早速まいりましょう。

ちなみに、アニメ１期（リゼロ第２章）の内容になるためネタバレが苦手な方はお気をつけください。

【リゼロ】レムラムは実は鬼だった。ストーリーをおさらい。

『Re:ゼロ』は長月達平によるダークファンタジー小説であり、原作ラノベ小説とアニメが公開されており大人気です。

今回は、そんなリゼロのレムラムが鬼であることについて深堀していきます。

まずはストーリーをおさらいしていきましょう。

“泣いた赤鬼”の話に反応したラム

身寄りのないスバルがロズワールの屋敷に連れてこられてからのこと。

ふとしたきっかけでスバルは”泣いた赤鬼”の話が気に入っているとラムに告げるのですが、めずらしくラムが反応をみせました。

赤鬼と青鬼の話が終わると、ラムは次のように言います。

「どっちも馬鹿ね。自己犠牲に浸る青鬼も馬鹿。だけど赤鬼はもっと度し難い。赤鬼は人間と仲良くしたいのなら角を折ってでも里に下りるべきだったのよ。」

「その話はレムには聞かせないでちょうだい。あの子はきっと嫌がる話だから。」

そうやって、意味深なことを言い、スバルの部屋から出ていくのでした。

　

この話を聞いたとき、僕はすごく考えました。

なぜなら、赤鬼と青鬼の性格は、ラムとレムによく似ていると思ったからです。

「鬼がかってんな！」に反応したレム

スバルとレムが村まで買い物に行った帰り道。

スバルが何気なく口にした「鬼がかってんな！」にレムが反応を見せました。

レム「鬼……がかる？」

スバル曰く、鬼がかるとは神がかるの鬼バージョン。

鬼が好きか聞いたレムに、スバルが肯定すると、レムが初めて自然な笑顔を見せました。

やはり、レムラムと鬼は関係していそうです。

レムが初めて鬼化した衝撃のシーン

スバルとレムは屋敷の危険を察知して、結界を超えて魔獣のひしめく森に入ります。

そこで絶体絶命のピンチに陥ったとき、レムに異変が起こりました。

いつも大人しくて冷静だったレムが人格を失ったかのように、血を求める獣のように、豹変してしまったのです。

頭には角が！

「ひっひっひっひっひ！魔獣！魔獣！魔獣！魔女！！！！」

トラウマとはいかないまでも、正直大きな衝撃を受けました（笑）。

やはりレムラムは鬼だったのです。

【リゼロ】レムラムは鬼族の里で生まれ育った

『Re:ゼロ』のレムラムは今みてきたように、人間ではなく鬼であることが分かりましたね。

リゼロ世界では、レムラムのような種族を”亜人族”と呼びます。

ちなみに、エミリアもハーフエルフですが、エルフも亜人族にカテゴライズされます。

レムラムの出身は鬼族の里

レムとラムはロズワール邸のメイドとして勤める前は、鬼族の里で生まれ育ちました。

鬼族の里とは、その名のとおり鬼族が住んでいた集落のことです。

戦闘力は高い鬼族なのですが人間とは離れたところでひっそりと暮らしていました。

リゼロ世界ではその昔、亜人戦争といって、人間と亜人で大きな戦争を繰り広げた過去があり、その影響で亜人は迫害を受けているのでした。

そのため鬼族は表にはあまり出てこられなかったという事情があります。

そんな事情がありながらも、レムラムの２人は鬼族の里で見守られながら健やかに育ちました。

鬼族の里の掟をひっくり返したラムの尋常ではない才能

鬼族にとって角は命に代えてもいいほど大事なものです。

実際、鬼族の双子は本来であれば処分される運命にありました。

理由は、双子の場合、二本の角をそれぞれ片方ずつしかもたずに生まれてくるため、ひとり１本しか角をもっていないことになるためです。

鬼族の掟では、双子は生まれてきたときに、処分する決まりになっていたのでした。

　

しかし、鬼族の族長が意を決して刀を抜いた瞬間。

まだ赤子のはずのラムが風の魔法で族長を吹き飛ばしてしまいました。

これは普通はありえないことで、それ以降、ラムは神童として生かされることになります。

　

ラムはその力をつかって村に大きく貢献することになりました。

その陰でレムは姉との比較で落ち込み劣等感を募らせることになります。

　

そんな中でした。

村に悲劇が訪れたのは。

【リゼロ】レムラムと鬼族、そして魔女教との因縁

リゼロのレムラムは鬼族の里で生まれ育つのですが、ある日突然、村を悲劇が襲いました。

魔女教に村が襲撃されたのです。

レムラムの２人は４人家族で仲良く暮らしていたのですが、レムが目覚めて外に出たとき、村で戦いを続けているのはラムただひとりだけでした。

鬼の里は大きな炎に包まれてあたりに人は見えません。

そして、ラムがレムを安心させようと一歩踏み出した瞬間。

横から突如飛んできた刃物によってラムの角は、折られてしまいました。

結局、村は壊滅。村人は皆殺し。

レムラムの２人はロズワールに助け出されて、そのまま屋敷に同行することとなりました。

　

現状、鬼族の生き残りはレムラムの２人だけになると思われます。

レムとラムは小さい頃から２人で助け合って生きているという状況です。

　

魔女教は鬼族を滅ぼしたため、レムラムの２人にとっては因縁の敵ということになります。

特にレムの魔女教に対する怒りは相当なものです。

ラムの角が折れてしまったことで自分をずっと責め続けていますから。

　

スバルが鬼が好きだと言ったとき、レムは本当に嬉しかったんでしょう。

　

一方でラムは、人間と仲良くしたいなら角を折ってでも人に歩み寄るべきだと言いましたよね。

覚えていますか？

　

角が折れたときにラムが何を思ったのか。

それはリゼロ６章にてしっかりと描写があります。

　

リゼロ６章はレムを助けに行く物語です。

ここではネタバレを避けるためにあえて触れませんが、楽しみにしておいてください。

【リゼロ】レムラムの鬼族特有の能力について

リゼロのレムラムの能力について気になる声が多いので、こちらにまとめていきます。

レムラムの２人は鬼族のため戦闘能力が高いです。

鬼の角がもつ特殊能力

鬼族の強さの秘密は、角のもつ特殊な力にあります。

角は言わば、大気中のマナを吸収して身体に送り込む装置のようなものです。

鬼族は角を発現して自らのエネルギーを増幅して操ることができます。

角の力を使うことによる代償

鬼族の強さの秘密は角にありますが、使うには代償を伴います。

角は強大なマナの力を身体に送り込むため、使いすぎると身体に負荷がかかりボロボロになってしまうのです。

また、角には精神的な副作用があるようで、レムが鬼化したときは血に飢えた獣のように豹変してしまいました。

使いすぎると理性を失ってコントロールが効かなくなるみたいです。

まさに”鬼の力”。

制御を失うととんでもないことになりそうですね。

ラムの能力まとめ

ラムの能力は大きく分けて４つあります。

  • ラムの角
  • 風魔法
  • 千里眼
  • 共感覚

ラムは４つの能力に加えて、天才的な戦闘のセンスを持っていて、使いこなしています。

それぞれ説明していきますね。

ラムの能力①：ラムの角

一つ目は、ラムの角です。

鬼神の生まれ変わりとも言われるほど強力で、周囲のマナを食らいつくします。

もしラムの角が折れてなかったらその強さは４大精霊のパックに匹敵するとの噂です。

パックがどれくらい強いかというと、終焉の獣と呼ばれておりエミリアが死ぬと契約の履行により世界を滅ぼすことになっています。

つまり、世界を滅ぼせるくらいの力は持っているということです。

リゼロ世界の中で強さはトップ５に入るとされ、魔女教よりもはるかに強大な力をもっているので、ラムの才能はまじで尋常ではありません。

今はラムの角は折れていますが、瞬間的になら鬼化することが可能です。

この能力はアニメ２期で発揮されることになりますので楽しみにしておいてください。

ラムの能力②：風魔法の使い手

ラムの能力２つ目は、風魔法が使えるということです。

フーラという魔法で真空波を引き起こし敵を八つ裂きにしたり、崖から落ちたときの衝撃を風で和らげたりすることができます。

ラムの基本的な戦闘スタイルは風魔法を使うことです。

魔女教襲撃のときも、スバルたちと魔獣の森に入ったときも、常に風魔法を使っています。

ラムの能力③：千里眼

ラムの能力３つ目は、千里眼です。

ラムと波長の合う生き物と視界を共有することができるというちょっと不思議な能力。

このため、遠くまで見通すことができたり、視界の影から襲ってくる敵を感知したりできます。

鬼族の秘術なのですが、高度な技術が必要で、現状はラムしか使い手がいません。

　

ちなみに、”千里眼の加護”として加護扱いな記述もちらほらみえるのですが、手違いでそうなってしまったのだと長月達平さん（リゼロ作者）。

実際に、カードゲームの記述なんかをみると、千里眼の加護と書かれています。

実際はラムしか使い手がいないので加護でも設定上は問題なさそうですよね。

本来は鬼族の秘術という設定にしたと長月さんがおっしゃられているので、このブログでは秘術扱いということになっています。

ラムの能力➃：共感覚

ラムの能力４つ目は、共感覚です。

共感覚とは、強い感覚を受けたときに、その感覚を妹のレムと共有する能力。

アニメ１期では屋敷の異変をレムが共感覚として受け取りました。

ちなみに、この能力があるのは、鬼だからなのか双子だからなのかは明らかになっていません。

似たような能力を第７章にでてくるヨルナが使うのですが何か秘密がありそうです。

レムの能力まとめ

レムの能力も主に４つです。

  • レムの角
  • レムの武器（ネタバレ要素あり）
  • 水の魔法（攻撃魔法と回復魔法）
  • 共感覚

レムも実はかなり強いのですが、回復魔法が使えるのでサポートの方が適性があるように感じられます。

単独で魔女教大罪司教などの化け物クラスに挑む場面が多いので理不尽です。

それぞれ解説していきます。

レムの能力①：レムの角

レムは鬼族なので角を使えます。

姉のような才能はありませんが、やはり角は強力です。

魔獣の森や魔女教徒襲撃では角の威力で敵を次々となぎ倒していきました。

角の代償を受ける面も多くみられている一方、白鯨戦では問題なく戦えていましたね。

レムの能力②：レムの武器（ネタバレ要素あり）

レムはその小さな身体にも関わらず、モーニングスターというすごい武器を使います。

モーニングスターとは、鎖の先に鉄球がついた武器です。

不思議なのはいったいどこからモーニングスターを取り出しているのだろうかということですが、作中では全然触れられていなくて、なぜかよくわからないけどめっちゃ面白いことになっています。

レムの能力③：水の魔法（回復魔法と攻撃魔法）

レムは数少ない貴重な回復魔法の使い手です。

水のマナを使い相手の身体に干渉することで回復させられる他、応用して相手を眠らせることもできます。

また、攻撃魔法であるヒューマを使うこともできます。

ヒューマとは大気中の水分を凍らせて大きな氷柱をつくり相手にぶつける魔法。

ものすごい威力を発揮します。

魔法力の強さとしては、最上級のアル・ヒューマを使うのでかなりの使い手であると思われます。

（魔法の強さ：アル・ヒューマ＞ウル・ヒューマ＞エル・ヒューマ＞ヒューマ）

ただし、魔法に特化したベアトリスやフェリスの回復力とかには及ばないみたいです。

レムは物理的な戦闘力も、攻撃魔法も、回復魔法も使える万能型でバランスがとれているのが強みだと思います。

レムの能力➃：共感覚

レムも姉のラムと同様に共感覚を使うことができます。

共感覚とは魂を分けた相手と感覚を共有する能力。

ラムとは双子なので、ラムの感覚を受け取ることができるようです。

まとめ

『Re:ゼロから始める異世界生活』（リゼロ）のレムラムが鬼であることについてまとめてみたのですが、理解が深まり満足していただけたでしょうか？

メイドの２人が鬼族なのは意外なのと、鬼族の里で育った経緯、魔女教との因縁、そして鬼の角の秘密やレムラム２人の能力についてみてきました。

レムラムの２人は、鬼族であるが故にかなりの戦闘力をもちますが、その一方でそれぞれ自分が鬼であることにそれぞれに強い想いを抱いているようです。

このような矛盾を読み解いていくとリゼロをより楽しむことができそうですよね。

リゼロの魅力が少しでも伝わったなら幸いです。

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