あなたは今、「リゼロ」のweb版と書籍はどっちがよいのか気になっていることでしょう。
ふつうアニメのweb版と書籍は、大体ストーリーが同じでも所々カットされていたり、違う登場人物がいたり、心理描写が若干異なっていたりしますよね。
では、「Re:ゼロから始める異世界生活」のweb版 (なろう小説) と書籍 (単行本) ではどんな違いがあるのか、詳しくみていきましょう!
多少のネタバレを含むのでご注意ください!
リゼロweb版と書籍の違いを比較
リゼロのweb版と比べて書籍はより一般向けとなるため、主に以下の変更点があります。
- 読みやすさを重視して無駄な描写やつまらないネタなどを削減
- 各キャラクターの演出が増えてストーリーが分かりやすくなった
- 全体的に上品で語感のよい表現に変わっている
それでは、違いをみていきましょう!
リゼロweb版と書籍の違い①:無駄な描写やつまらないネタの削減
リゼロweb版と比べて、書籍では無駄な描写やつまらないネタが削減。
盗品蔵でフェルトと対峙する時、web版では主人公のスバルが嘔吐しているのだが、書籍ではカットされている。
ロズワール邸でレムラムとの会話劇。WEB版では特に不評だったので書籍では大幅削減されたのだとか。
スバルのとっつきにくさはリゼロの特徴だけど、WEB版と比べると軽口の頻度と深度が修正されてとっつきやすくなったよ。

より一般向けに、かなり読みやすい構成になったよ。
重複する表現もひとまとめにしたり、簡単で読みやすい表現に変えたり、かなり文章削減したみたいです。
リゼロweb版と書籍の違い②:各キャラクターの演出が改善
スバルとエミリアが迷子を探すシーンが書籍では追加。さらに、レムの過去と心情変化を増量したりしています。
エミリアの約束を破ったスバルが王選に乗り込むシーン。web版だと荷車に忍び込んでますが、書籍ではプリシラの馬車に拾われてました。
クルシュ亭の様子も追加されました。「色々屋敷に運び込まれたり、人がたくさん行き来している」など、後半への伏線がよりわかりやすくなっています。

演出の改善で各キャラの特徴が分かりやすく魅力が増えたよ。
エミリア、レムとラムはよりかわいい方向に修正されました。
リゼロweb版と書籍の違い③:全体的に上品で語感のよい表現に変更
古代に失われた技術をweb版では魔法器と言ってるけど、書籍ではミーティアと呼んでる。
ロズワール邸でスバルが尿意と戦うシーンは書籍でカット。
王都でスバルがもがき苦しむシーンは、スバルの狂った言動が抑えられてレムの心情描写が増えています。

アニメでも胸が痛くなるような描写が多いリゼロ。
原作だともっとえぐいことになってますが、書籍では抑えられているんだね。
リゼロweb版と書籍はどっちが面白いか
web版と書籍のどっちが面白いのか一概には言えない。
どっちも読んだ感想としては、、、
書籍のほうが読みやすいし面白い
理由は、書籍はweb版のわるいところをきれいに修正できているからです。
web版は回りくどい表現や重複するような内容が多くて分かりにくくなっています。
設定に無理があり伏せんを回収できていない箇所もみられるので気になる人は気になることでしょう。
リゼロの小説買ってきた٩( ‘ω’ )و pic.twitter.com/T5vFKsYIQu
— Rem⊿ (@pad_remsan) July 13, 2019
書籍では編集のプロによって文章がかなり洗練されて読みやすくなっています。
ギャグが長すぎて退屈するようなところを削減していたり、主人公のとっつきにくさがしっかりと調整されていたり。
書籍ではwebのわるいところを全編にわたって修正、web版と比べてとてもスッキリして分かりやすくなりました。
文章の削減でストーリーやキャラの魅力はむしろ増えています。完成度がぜんぜん違うといえるでしょう。
それでもweb版 (原作) は読むべき?
リゼロの原作読み始めてリゼロ熱が再発した。 pic.twitter.com/1oNcrUCXxH
— はち (@nene11100) June 10, 2022
これは意見が分かれると思いますが原作に興味がある人は読んでみるべきと思います。
なぜなら、原作のほうがいろんな意味でリアルだからです。
書籍は編集者などいろんな人が関わって完成度が上がっているのですが、その分だけ作者の色も薄まってしまうものですよね。
リゼロを書いた人がどんな人なのかちゃんと知りたいならweb版 (原作) は読んでおいた方がいいと思います。
本当に大小さまざまにシーンや表現方法などが変わっているので、作者の顔がより明確に見えてくることでしょう。
ただし、web版のボリュームは本当にすごいので全部読もうとすると月単位でかかることは避けられないと思いますのでご注意ください。
まあ、web版も書籍も作者の意図は全て反映されているように思います。表現の違いですね。
原作のweb版は無料で読めるので、お金をどうしても節約したい人はweb版をみて判断するとよいかもしれませんね。
まとめ
リゼロweb版と書籍の違いを説明しました。
どちらも作者の意図はぜんぶ反映されていますけど、書籍の方が圧倒的に完成度が高いです。
それでも「原作が好き、原作に興味がある!」という人は原作を読んでみると作者の色をより濃く感じることができるでしょう。
お好きな方を楽しんでいただければ幸いです。
web版と書籍の違いは何?
結局、どっちがおススメなの?