今回はNHKドラマ「シバのおきて～われら犬バカ編集部～」について語ります。
不器用な大人たちが、柴犬をきっかけにもう一度“人と向き合う勇気”を取り戻していく──。
そんな優しくてちょっと切ない再生の物語です。
犬が好きな人も、少し距離を置いてきた人も。
このドラマを見終えたとき、きっと心のどこかが少しあたたかくなるはずです。
シバのおきてとは？放送日と基本情報
ドラマ「シバのおきて～われら犬バカ編集部～」は、2025年9月30日（火）よりNHK総合にて放送スタート。
毎週火曜の夜10:00～10:45に放送される予定です。
タイトルの通り「柴犬」をテーマに、雑誌編集部を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。
犬が苦手な人も犬好きな人も、それぞれの視点から楽しめるよう作られており、SNSでも放送前から注目を集めています。
シバのおきてのキャスト一覧
豪華キャストが揃い、物語を彩ります。編集部のメンバーはそれぞれクセがあり、キャラクター同士の関係性も見どころです。
主演キャスト
- 大東駿介：相楽俊一役（アラフォー編集者。犬雑誌「シバONE」を立ち上げる主人公）
- 飯豊まりえ：石森玲花役（サッカー雑誌志望だが犬が苦手。渋々編集部へ配属される）
編集部メンバー
- 片桐はいり
- こがけん
- 篠原悠伸
- やす（ずん）
- 黒田大輔
- 水川かたまり（空気階段）
- 瀧内公美
- 勝村政信
- 松坂慶子
いずれも個性派揃いで、クセの強い編集部を盛り上げてくれること間違いなし。柴犬・福助と彼らの関わりも注目ポイントです。
シバのおきてのあらすじ
物語の主人公は、雑誌編集者の相楽俊一（大東駿介）。
不器用な性格ゆえに社内で孤立し、気づけば味方は誰もいない…。そんな彼が唯一心を許していたのは、一匹の柴犬・福助でした。
ある日、俊一は柴犬をテーマにした雑誌「シバONE」を立ち上げることを決意。
しかし、編集部に集まったのは落ちこぼれや変わり者ばかり。しかも新人編集者の石森玲花（飯豊まりえ）は犬嫌い。
企画会議は空回りし、メンバー同士の衝突も絶えません。
それでも柴犬の無垢な存在が編集部に光をもたらし、次第に人と人との関係が変わっていきます。
「犬は人を選ばない。ただそばにいてくれる」──そんな温かなメッセージが、ストーリーを通じて描かれます。
シバのおきての相関図と人間関係
現時点で公式のビジュアル相関図は発表されていませんが、登場人物の関係を整理すると以下のようになります。
- 相楽俊一（大東駿介）：編集長。社内で孤立した後、柴犬専門誌を立ち上げる。
- 石森玲花（飯豊まりえ）：犬嫌いの編集者。俊一と対立しつつも成長していく。
- 編集部メンバー（片桐はいり／こがけん／篠原悠伸／やす／黒田大輔／水川かたまり／瀧内公美／勝村政信／松坂慶子）：個性的な面々が集まり、衝突しながらも雑誌作りを進める。
- 柴犬・福助：俊一の愛犬であり、編集部の象徴的存在。人間関係の潤滑油となる。
つまり、「犬好き」と「犬嫌い」、「理想」と「現実」が編集部でぶつかり合いながら、少しずつ絆を深めていくのが本作の醍醐味です。
シバのおきての見どころ
「シバのおきて」は、単なる犬ドラマではなく、人間関係の再生と成長を描くヒューマンストーリーです。
見どころをいくつか挙げてみましょう。
- 犬の存在が人間関係を変える
編集部の人間模様はギスギスしていますが、柴犬の福助が登場することで雰囲気がやわらぎ、関係性が変わっていきます。 - 犬嫌い編集者と犬好き編集長の対立
飯豊まりえ演じる玲花は「犬が苦手」。犬好きの俊一との対立から始まる物語は、やがて理解と共感へと変わっていきます。 - 編集部メンバーの成長物語
個性的で不器用な編集部メンバーが、取材や記事作りを通して変化していく姿も胸を打ちます。 - 犬×人間ドラマという新鮮さ
NHKドラマとしては珍しい「犬」が主役級の存在。犬好きはもちろん、人間関係に悩む人にも刺さるテーマです。
まとめ｜シバのおきてで描かれる犬と人の絆
「シバのおきて～われら犬バカ編集部～」は、柴犬をきっかけに人と人が再びつながっていく物語です。
キャストは大東駿介・飯豊まりえを中心に豪華な顔ぶれが揃い、あらすじは犬と人の再生を描く温かなストーリー。相関図的に整理すると、犬嫌いと犬好き、落ちこぼれと編集長──立場の違う人々が福助という存在を通じて関係を築いていきます。
「犬は人間の心を映す鏡」という言葉のように、
ドラマを見ているうちに、自分自身の人間関係や日常の温かさを思い出す方も多いのではないでしょうか。
すでに放送が始まり、SNSでも共感の声が広がりつつある『シバのおきて』。
今後の展開でも、福助と編集部の面々がどんな変化を見せてくれるのか注目したいですね。
人と人がわかり合う物語の一方で、
「人の心を理解できなかったらどうなるのか」を描いた作品もあります。
それが、湊かなえさん原作『人間標本』。
2025年12月19日よりAmazonプライム・ビデオで全5話構成のドラマ版が独占配信されます。
「美しさ」と「愛情」を極限まで追い詰めた心理ミステリーで、
“人を大切にする”とは何かをまったく違う角度から問いかけてくる作品です。
コメント