『Re:ゼロから始める異世界生活』第3期の最終話、第66話「プリステラ攻防戦リザルト」では、水門都市プリステラの勝利が描かれ、リリアナの朝焼けを追い越す空が印象的でした。
ベアトリスとフェルトの連携による暴食への一撃、暴食ルイという新たな存在、シリウスとの対話で分かる彼女らの精神の異常性、ユリウスとリカードの被害状況。数々の出来事が交錯する中で、視聴者の心にも強く残るシーンが多くありました。
この記事では、66話の見どころを振り返りながら、キャラクターの描写や印象的な演出について感想・考察をまとめていきます。
この記事を読むとわかること
- リゼロ66話で描かれたベアトリスとフェルトの共闘
- 暴食の退散とプリステラ勝利の意味
- 3期最終回から見える4期への静かな伏線
ベアトリスとフェルトが見せた連携と勇気
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魔法の残弾と決死の覚悟、ベアトリスの戦いとフェルトのミーティア
66話でまず目を引いたのは、やはりベアトリスの戦いぶりでした。
強力な陰魔法が炸裂して暴食ライと激しい戦闘が行われます。
暴食ライがレムのセリフを放ったことから発した「こいつだけはスバルに会わせるわけにはいかない」というセリフには、彼女の中にある強い信念と、スバルへの深い想いがにじみ出ていました。
そして登場するのがフェルトの切り札ミーティアです。
ベアトリスが使い方を知っていたのでフェルトはミーティアを使ってライの撃破に成功。
しかしそこで思わぬ攻撃がオットーを襲い衝撃のグロシーンとなります。
守られる存在だった彼女が、今は誰かを守るために立っている。その変化に胸を打たれた視聴者も多かったのではないでしょうか。
暴食ルイの登場とベアトリスの発言
オットーのケガの正体は暴食ルイによるものでした。
大柄な女が大きな刃物で攻撃したことが明らかになったのです。
女は本来のルイの姿になり私たちはもう退散すると急に言ったため助かる展開となりました。
ルイは”フェルト”の名を偽名であり育ての親ではない本当の親がつけた名があるといいます。
フェルトは自分を捨てた奴なんてとんでもねえクズだと発言してロム爺に育ててもらったことを言いますがルイは意味ありげににやけるだけ。
そしてルイはガストンやダイナスの記憶と名前を奪うと脅しながら賢い判断ですねと笑い退散していきました。
この描写はフェルトの正体が本当は何者なのかというのちの重要な伏線へとつながりそうですね。
戦闘だけでなく、こうした小さな違和感の積み重ねが、リゼロという物語の奥行きを生み出していると感じさせられるシーンでした。
また、フェルトがもってきたミーティアはベアトリスが懐かしいと言い魔女エキドナが作成したものであることが明かされます。
なぜそれをフェルトが持っているのかはちょっと気になるところでしたね。
水門都市プリステラの勝利が示すもの
魔女教らとの死闘が残したもの
今回の66話では、ついに最後となった暴食の大罪司教との激闘に終始府が打たれました。
暴食の退散と同時にプリステラをキリタカの放送「我々の勝利だ」とありましたがフェルトの言う通り勝利ではあるけど喜べない後味の悪さが残る形です。
元気に走るルスベルを見ながら被害者もいる中で素直に喜んでいいものかと考えあぐねるスバルにエミリアは協力してつかんだものを喜ぶべきだと言います。
朝焼けを追い越す空が響くプリステラの復興の様子は街が廃墟となりながらも人々の活動の尊さが描かれた貴重なシーンでした。
どんな暗闇があっても必ず朝が来るという歌詞がすごいよかったです。
シリウスの監禁と魔女教の目的について
カペラはすでに前回撤退、レグルスは討伐、そして今回のライの退散で、主要な大罪司教たちがすべてその場を去った形になります。
残るシリウスは、プリシラが捕まえて拘束・監禁したのでスバル達と面会して対話することに。
シリウスは福音書の記述に従ってはいるもののサテラなどどうでもいいと衝撃発言を繰り返します。
ペテルギウスを愛しているとスバルの魔女因子(インビジブルプロビデンス)を指して言い、スバルの肉体や魂すらどうでもよくとにかく盲目的な愛に酔狂してました。
さらに、急に歌い始めて、リリアナの歌がよかったと言うから自分も歌っているのだと言い、他者と自分の区別がついてない相変わらずのシリウスぶりでした。
最期にひとつ「暴食に気をつけろ」という警告めいた言葉が静かに次なる不安を残してこの戦いが完全に終わったとは言い切れない不穏さも漂っていました。
一連の事件の終わりと、次なる波乱の始まり――その両方を示唆するような余韻のある締め方が、最終回らしい印象を残します。
アルデバランとユリウスの伏線が衝撃を残した
アルデバランがベアトリスに魔晶石を渡した理由とは
ベアトリスはマナが尽きて戦闘不能だったはずですがなぜ暴食ライの元に駆けつけることができたのか?
それはアルがベアトリスに魔晶石を渡したことが理由だったようです。
アルがなぜベアトリスをベア子とあだ名で呼んだのかも思わせぶりですがアルはスバルを気軽に兄弟と呼んだりするので伏線としては微妙な感じでした。
しかし妙にタイミングが良すぎておりベアトリスに魔晶石を渡すような俯瞰力を発揮するタイミングがあの状況でどこにあったのかわけがわかりません。
エミリアがアルに託した言葉があったのでお礼を言った時もワンテンポ遅れておりあれが死に戻りをしているから遠い記憶になっていたとも思えるように感じました。
全体的にカペラとの会話からもアルが裏で暗躍していたのは間違いなさそうで恐らく死に戻りもしているしスバルとの予想外の関係性がある可能性も高くなってきたと思います。
物語は続くという静かなメッセージ
そして最後にユリウスです。
リカードがまず腕がなくなっていたので戦闘の被害状況がすさまじかったことを物語っています。
リカードが大きなケガをしているのにずっと変わらず前向きに笑顔を向けられるのがリゼロの中でリカードの心根の優しさと強さが際立っていました。
そしてユリウスに話しかけるスバルに君は私のことがわかるのかと言い、エミリアが「ユリウスさんってスバルの知り合いの方なの?」と聞いたのです。
リゼロのお決まり展開でもあるのかという絶望でリゼロ3期アニメは幕を閉じました。
スバルが心臓を抑えていたのが心に残っています。
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リゼロ66話・3期最終回の感想と考察まとめ
仲間の絆が導いた勝利と、消えない痛み
第66話「プリステラ攻防戦リザルト」は、激動の3期を締めくくるにふさわしい重厚なエピソードでした。
フェルトがミーティアでライを撃破、瓦礫となったプリステラの復興に向けて動く人たちとリリアナの歌、シリウスの異常性とユリウスの心が痛む展開。
完全な勝利とは言いがたい現実がありましたが前向きなリカードやエミリアの優しさが光りました。
「守れたこと」と「守れなかったこと」が同時に存在する複雑な余韻こそが、リゼロらしい最終回だったと言えるでしょう。
区切りの中に宿る“続き”への期待感
物語としては一つの区切りを迎えた3期ですが、その終わり方は明らかに“続き”を感じさせるものでした。
暴食の撤退、シリウスの警告、ユリウスの名前喪失――これらはどれも未完のピースであり、次なる章へと視聴者を誘う導線になっています。
他にもアル、アナスタシア、フェルト、カペラの謎が残る形となりましてリゼロは今後も続いていきそうですね。
原作から見ると3期のボリュームを果たしてアニメ化できるのか心配でしたが、原作に忠実な伏線の敷き方とキャラクターの感情や成長などが両立されており、よいテンポと圧巻のバトル作画で原作を超えるようなアニメのよさが大きな感動を生みました。
華やかさや盛大なエンディングとは異なる、静かな終幕とその奥にある“物語の継続性”。
この余韻こそが、リゼロという作品の魅力のひとつであり、視聴者が次の展開を待ち望む大きな原動力になっているのではないでしょうか。
4期の発表がある日を楽しみにしながら、3期で描かれたすべての出来事とキャラクターたちの選択を、もう一度振り返ってみたくなる、そんな最終話でした。
この記事のまとめ
- フェルトとベアトリスの活躍で暴食は退散
- フェルトの名前やエキドナが作成したミーティア所持という伏線
- 魔女教大罪司教とシリウスという悪魔たち
- プリステラに訪れた朝焼けの空と前を向く街の人々
- シリウスの警告、暴食ルイの登場、ユリウスの名前喪失が示す次章への静かな伏線
- 勝利の中にも残る痛みと余韻ある最終話
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