こんにちは。西暦5805年、滅びた地球からやってきました。ス・テテコ＝Pです。
この時代に残された“熱狂”を未来へ持ち帰るのが任務です。
2023年夏。ドラマ『VIVANT』は、その謎めいた展開と圧巻の映像美で、日本中を虜にしました。
SNSでは放送のたびに考察が飛び交い、最終回を迎えてもなお「続きを見たい」という声が止むことはありませんでした。
──そして、ついに。『VIVANT』続編が2026年に放送決定。
あの興奮と衝撃が、もう一度帰ってくることが正式に報じられました。
なかでも、ファンがとくに再登場を願っていた存在がいます。
一言も話さないのに、なぜか一番愛された男。
その名はドラム（富栄ドラム）。
無表情なのに、なぜか癒される。
危機的状況でも、彼が映るだけでホッとする。
「ドラムが出てるから安心して見られる」──そんな声もあったほど。
この記事では、ドラムの正体や魅力を振り返りながら、続編での再登場は本当にあるのか？、どんな役割を担うのか？を徹底的に考察していきます。
「あのドラムに、また会えるの？」
その答えを、今、確かめにいきましょう。
そもそもドラム（富栄ドラム）って誰？何者だったのか
ドラムとは、ドラマ『VIVANT』に登場する丸眼鏡・無表情・無言の男性。
初登場時はあまりに無口すぎて「役者じゃなくてエキストラ？」と思った視聴者もいたかもしれません。
しかし物語が進むにつれ、その存在感はどんどん強くなっていきます。
ドラムの本名（キャスト名）は富栄ドラムさん。
元・大相撲力士という異色の経歴を持ち、引退後に役者として活動を開始。『VIVANT』が俳優デビュー作とも言える代表作になりました。
劇中では、主人公・乃木憂助（堺雅人）とバルカ共和国で行動を共にする現地メンバーとして登場。
彼の役割は、現地語と日本語をつなぐ同時通訳のプロフェッショナル。
翻訳アプリを使っての“機械音声”でしか会話しない、という斬新な設定にも関わらず、
表情や視線、間の取り方でしっかりと「感情」が伝わってくる稀有なキャラクターでした。
しかもただの通訳にとどまらず、潜入・逃走・交渉など、どの場面でも極めて有能。
まさに「喋らないのに万能」というギャップが視聴者の心をつかんだのです。
ドラムが「VIVANT」で話題になった理由とは？
『VIVANT』の登場人物たちは誰もが強烈な個性を放っていましたが、その中でもドラムは異色の存在でした。
SNSでは放送のたびに「今日もドラム最高」「一言もしゃべってないのに癒された」など、ドラムを賞賛する声が多数投稿され、“無言の癒し枠”としてトレンドに上がることも。
では、なぜドラムはここまで話題になったのでしょうか？その理由は大きく３つあります。
① 喋らないのに感情が伝わる“芝居の間”
ドラムはセリフが一切ないため、台詞で感情を表現することはできません。それでも彼の目線の動き、立ち位置、ほんのわずかな仕草で、場の空気が変わる瞬間が何度もありました。
これは役者としての技量に加え、演出の妙も光ったポイント。視聴者が「この人、ただ者じゃない…」と感じるには十分すぎる存在感でした。
② 緊迫の中に“安心”をくれる存在
『VIVANT』はサスペンス要素が強く、常に誰かが追われ、撃たれ、騙される……という連続。そんな中で、ドラムが登場するだけで空気がふっと緩むのです。
それは単なる癒しではなく、絶妙なバランスの「安心要因」。彼の存在によって、ドラマ全体の緊張感が持続しつつ、視聴者が疲れすぎないようになっていたとも言えます。
③ “富栄ドラム”という名前自体が話題性
役名かと思ったら芸名だった──という驚きも、SNSで盛り上がった要因のひとつ。富栄ドラムさんの力士時代からの異色の経歴が紹介されることで、「この人、何者!?」と注目が集まりました。
結果として、彼の出演シーンは台詞ゼロでも名シーンとして語り継がれることに。
“登場するだけで拍手されるキャラ”となったのです。
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ドラムの正体と伏線──“裏の顔”はあるのか？
『VIVANT』は“二重・三重の伏線”が魅力の作品でした。
そうなると、ファンが気になってくるのは──
「ドラムにも裏の顔があるのでは？」という疑念です。
事実、ドラムに関しては謎が多すぎるのです。
- なぜあれほど有能なのか
- なぜ常に冷静で、プロフェッショナルな動きができるのか
- そもそも、彼は何者で、どの組織に属しているのか
表向きは「通訳」として登場しましたが、その能力はどう見ても“ただの通訳”ではありません。
特殊部隊の一員とも思える動きと判断力を見せる場面も多く、「もしかして本当は公安や別の諜報機関の人間なのでは？」という説も浮上しています。
さらに、福澤監督はインタビューで「物語の1/3しか描いていない」と発言しており、残された2/3でドラムの“素性”や“真の目的”が明かされる可能性は十分にあります。
伏線の張り方が巧妙な『VIVANT』だからこそ、「実は裏で一番動いていたのがドラムだった」という逆転の展開もあり得るのではないでしょうか。
【考察】ドラムは続編でどう活躍する？可能性を徹底予想
すでに監督の言葉から「ドラムは続編にも登場する」ことは濃厚です。
ではその上で、彼は物語の中でどんな役割を担うのでしょうか？ここでは、いくつかの可能性を考察します。
① 表の任務から“裏の司令塔”へ
前作では、主に現場のサポート役として動いていたドラム。
しかし続編では、より戦略的なポジションにシフトする可能性があります。
通訳や通信技術に加え、戦闘や諜報に関する知識もあると考えれば、情報戦のキーマンとして活躍する展開も十分にありえます。
② 乃木との“深いつながり”が明かされる
乃木憂助とドラムはバルカ共和国で初めて出会ったように描かれていましたが、
実は過去に何らかの接点があった──そんな裏設定が明かされるのでは？という声もあります。
もしかすると、乃木の父・ベキとのつながりがあった人物かもしれません。
ドラムがあれだけ忠実に動く背景に、感情的な動機があるとすれば、それが続編で描かれる可能性もあります。
③ “裏切り者”になる可能性は？
ドラムがあまりにも“完璧で善良すぎる”がゆえに、
「実は黒幕側だったら……」という想像をしてしまうファンも少なくありません。
もちろん、現時点では裏切りの伏線はありません。
しかし、『VIVANT』は「信じていた者こそ裏切る」という構造が何度も描かれたドラマ。
その文脈を踏まえると、あえて“裏切らせる”衝撃展開も否定できません。
いずれにせよ、ドラムというキャラクターは“いるだけで物語の幅が広がる存在”。
続編では、より大きな視点で物語を動かすポジションになると予想されます。
まとめ：VIVANT続編でドラムはさらに愛される存在に？
『VIVANT』という作品において、ドラムは単なる脇役ではありませんでした。
セリフがなくとも、彼がそこに「いる」だけで、物語の空気が変わる。
それは、どんな演出や脚本にも勝る、“存在そのものの力”だったのだと思います。
そして今、続編が動き出す中で、その“静かな主役”が再び登場するという期待が、高まっています。
ドラムが次に見せてくれるのは、さらなる信頼か、それとも新たな驚きか──。
どんな展開であれ、きっとまた彼は、言葉を使わずに私たちの感情を揺さぶってくれることでしょう。
だからこそ今、あの名シーンをもう一度見直したくなる。
あのとき無表情の奥にあった「何か」を、改めて感じたくなる。
ドラムは、きっとまた私たちを救ってくれる。
物語の中でも、画面の外でも。
──続編が来るその日まで、静かに待ちましょう。無言のまま、力強く。
……以上、ス・テテコ＝Pでした。
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