こんにちは。西暦5805年、滅びた地球からやってきました。ス・テテコ=Pです。
この時代に残る多様な熱狂を未来へつなぐのが、わたしの使命です。
今回は「銀魂」に登場する人気キャラクター・日輪(ひのわ)の声優、そして声優交代について解説します。
「日輪ってどんなキャラだったっけ?」「声優さんは誰?」「いつ交代になったの?」──SNSや検索でこの疑問にたどり着いた方のために、全体像を整理してお届けします。
日輪とはどんなキャラクター?
まずは日輪というキャラクターの人物像を振り返りましょう。日輪は「吉原桃源郷編」で初登場した女性で、吉原最強と呼ばれる番人・月詠(つくよ)の支えとなる存在です。
彼女は吉原桃源郷の最高位の花魁として人々に慕われ、芯の強さと包容力を兼ね備えています。銀魂の世界においては、戦うキャラクターたちの背後で心の拠り所となる、稀有な存在といえるでしょう。
- 地位: 吉原桃源郷の最高位の花魁
- 関係性: 月詠や神楽と深く関わる
- 役割: 銀魂の物語に温かさと安定をもたらす存在
そこに銀魂の日輪太夫も入れてください。「所詮人間なんざ、地球って檻に入れられた猿公(エテこう)さ」 「本当の不自由は、自分の心に檻を張っちまうことさ」割とぶっ刺さる。>RT pic.twitter.com/TqSjxMTDjS
— いまま (@namida18) March 13, 2021
日輪の初代声優は櫻井智さん
そんな日輪を最初に演じたのが、声優の櫻井智(さくらい とも)さんです。
櫻井さんはアニメ「銀魂」本編で日輪を担当し、落ち着いた声色と大人の女性らしい演技で、多くのファンを魅了しました。
櫻井智さんといえば、1990年代から2000年代にかけて数多くのアニメで主要キャラクターを演じた実力派声優。歌手活動でも知られ、透明感のある声と演技力で幅広い世代に愛されてきました。
銀魂においても、日輪の持つ「花魁としての強さ」「母性的な優しさ」を見事に体現していたといえるでしょう。
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櫻井智さんの引退と声優交代の経緯
しかし、2016年に櫻井智さんは声優業から引退を発表。その後の作品出演は限られ、日輪役についても大きな転機が訪れます。
2018年に発売されたゲーム『銀魂乱舞』では、まだ櫻井さんが日輪の声を担当していました。しかし、テレビアニメのクライマックスである「銀ノ魂篇」以降は、声優が交代しています。
日輪の新しい声を担当することになったのは、井上喜久子(いのうえ きくこ)さん。
「お姉ちゃんキャラ」として知られる名優であり、穏やかで優しい声質は日輪のイメージとも自然に重なりました。ファンの中には「違和感なく受け入れられた」という声も多く、櫻井さんの遺した日輪像を丁寧に引き継いだ形になっています。
映画「銀魂/吉原大炎上」の予告が出ました。
吉原編の重要人物である「日輪」は本日訃報のあった櫻井智さんが演じておりましたが、まさかこんなタイミングで新作アニメが発表されるとは・・・#銀魂 #新劇場版銀魂 pic.twitter.com/6sQFSFIf5H— のん🎨新刊委託中 (@mineralupokka) August 16, 2025
井上喜久子さんが引き継いだ日輪
櫻井智さんの引退後、日輪を演じることになったのが井上喜久子(いのうえ きくこ)さんです。
井上さんは「らんま1/2」の天道かすみ役や、「ああっ女神さまっ」のベルダンディー役などで知られるベテラン声優。穏やかで落ち着いた声質、そして温かみのある演技は、多くのファンに「永遠のお姉さん」として親しまれています。
日輪というキャラクターは、艶やかさと同時に包容力も求められる難しい役柄です。井上喜久子さんの演技は、そうした日輪の人格を自然に表現し、物語の世界観を崩すことなく引き継ぎました。
交代劇においてしばしば起こる“違和感”は最小限にとどめられ、むしろ「新しい魅力を発見した」と感じる視聴者もいたほどです。
日輪役の櫻井智さんが引退されたということで、次はどの方がやられるのだろうと気になっていました。井上喜久子さんが2代目ということでしたが、私は違和感なかったです。強くて優しい、太陽のような日輪さんでした(*´ェ`*) pic.twitter.com/GNO4VHHRds
— しーちゃん♡銀魂は永久に不潔です (@sizsiz4200) January 15, 2018
日輪の声優交代に対するファンの反応
声優交代は作品ファンにとって敏感なテーマですが、「銀魂・日輪」の場合、比較的前向きに受け止められたケースといえるでしょう。SNSや掲示板には、以下のような感想が寄せられました。
- 「最初は驚いたけど、井上喜久子さんの声も日輪にすごく合っていた」
- 「櫻井智さんの落ち着いた雰囲気も忘れられない。両方の演技に感謝」
- 「声が変わっても日輪というキャラの芯は揺らがなかった」
このように、櫻井智さんの演技を惜しむ声と同時に、井上喜久子さんへの信頼と評価も集まりました。長寿作品ならではの“バトンタッチ”として、多くのファンの記憶に残る出来事となったのです。
まとめ|銀魂・日輪の声優の歴史
「銀魂」の吉原桃源郷の花魁・日輪を最初に演じたのは、声優の櫻井智さんでした。
その後、櫻井さんの引退を経て「銀ノ魂篇」からは井上喜久子さんが役を引き継ぎ、作品の最後まで演じ切っています。
──初代が築いた日輪像と、後を継いだ新しい日輪。
両者の演技が重なり合うことで、このキャラクターはより深く視聴者の心に刻まれました。声優交代という出来事もまた、銀魂という長い物語の一部として、ファンの間に確かな記憶を残しています。
以上、ス・テテコ=Pでした。未来へ届けるべき「日輪」の記録を、ここに残しておきます。



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