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リゼロのアルの能力ってなんだか分かりにくいですよね。
記憶が引き継がれたり引き継がれなかったり。
相手がループすることもあり、法則性が見えてこなかったりしますよね。
アルの能力っていまいちつかめないよね。
リゼロのアルの能力について分かりやすく解説していきます。
多少のネタバレを含むのでご注意ください。
【リゼロ】アルの能力概要
動画更新!!
— リゼロ考察班 マッピン (@ReZeroMin) April 26, 2020
今回はアルデバランの持つ領域の能力について、考察を交えながら解説しました!
また滑舌の方も、前回の動画よりは良くなってると思います!
良かったら見てみてください!
動画はこちら▼https://t.co/FD1YeYBA74#リゼロ #YouTube pic.twitter.com/VgmOMEDxal
アルの能力は『領域』と呼ばれています。
- 領域内であれば死に戻りが発動
- 自分でオンオフを使い分けできる
- セーブポイントが『領域』の展開時になる
このため自分で死に戻りをコントロールできるのが特徴。
スバルも死に戻りを使いますがコントロールできないものですよね。
アルは『領域展開、思考実験開始』と言って領域を発動します。
領域内は周囲から断絶された空間。
外からは普通に戦闘しているようにしか認識できません。
また、領域内であればアル以外の死に戻りができます。
アル又は相手が倒されたタイミングで、どちらか又は両者がタイムリープすることとなります。
- タイムリープする方:被害者
- タイムリープしない方:加害者
物語の中でアルは両者をこのように呼んでいます。
これでは、かなり分かりにくいのではないでしょうか?
実際にアルが領域を使ったシーンがあるので以下でみていきましょう。
【リゼロ】アルの能力を使ったシーン
アルの能力について詳しくは第7章で明らかになる予定です。
その一方、『Re:ゼロ』の短編集などでアルが領域を使って戦ったシーンが描かれています。
- 短編集1:ライプ・バーリエルとの戦い
- 短編集4:ゾンビ化騒動の屍人との戦い
- 短編集4:ゾンビ化騒動のヤエとの戦い
- 本編第5章:カペラとの戦い
以下、詳しくみていきましょう。
短編集1:ライプ・バーリエルとの戦い
プリシラ・バーリエルの旦那、ライプ・バーリエルの物語。
ライプ・バーリエルはプリシラの自意識が邪魔だと思い、呪術師の呪いを利用しようとしました。それをアルが止めます。
ライプはアルをゴーアで焼き尽くすのですが、アルはいつの間にか復活。
アルは「あれ、どこに」と状況を把握できない状態でした。
ライプは驚き、再びゴーア。アルは「あれ、どこに」と復活。
するとライプはアルの背後で座り込んでいました。
アルは「なんだやる気なくなってんな、その様子からすると今回は加害者の方か。なるほどあんたも相当ついてねえ」と言いました。
やがてライプは廃人のようになり、殺してくれと言うのでした。
これで分かるのは、アルが加害者、死に戻りしていて記憶がないことですね。
短編集4:ゾンビ化騒動の屍人との戦い
『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集4』(長月達平) 読了
— ローナー (@Loner_Zerokyori) June 11, 2020
フェルト陣営の短編では、同じリゼロという世界のキャラクターなのだから少し可笑しな表現になるが、客演的な演出に嬉しくなった。
そして、プリシラ陣営の物語。徐々に明かされているようで、未だ掴みきれないアルの能力、過去が気になる。 pic.twitter.com/il8WPyBnng
短編集4はプリシラ陣営の話。
アルは地下に落とされ、そこで大量の屍人と出会います。
ここでアルは「くそったれ、領域展開」と能力を発動。
さらにアルは言いました。
「100対1なら勝ち目はないが、1対1を100回なら勝ち目はある」
このことから、もしかすると領域は1対1限定の能力かもしれません。
短編集4:ゾンビ化騒動のヤエとの戦い
短編集4の話はまだ続きます。
プリシラに仕えるメイドのヤエ・テンゼンが実は敵でした。
ヤエはプリシラを暗殺しようとしており、それに気付いたアルと戦うこととなります。
アルは言います。
「お前は完璧だった。オレがちっとばかりズルして、カンニングしてるってだけさ。」
ヤエはクナイをアルの心臓に投げますが、服の胸元に仕込まれていた板切れに刺さりました。
ヤエの攻撃がここに来るのがわかっていたかのようです。
「言ったろ?カンニングしたんだよ。お前がオレを殺すタイミングも、全部な」
「ヤエ・テンゼン、お前はプリシラを殺す女だ。二度はさせない」
一度も成功してませんよというヤエに「そうだな。それを確定指せるために、不確定要素の芽は全部詰む」と言った。
この場合、アルは被害者であり記憶を保持したままタイムリープしていることが分かります。
なんだか、スバルのやり方と似ている気もしますね。
本編第5章:カペラとの戦い
リゼロは読み始めると止まらん!ミミが尊すぎた!カペラのビジュアルめっちゃ好き pic.twitter.com/7UdjtLSiVt
— ペペロソ・ソク(キソパソスチ) (@heheososou) March 24, 2021
第五章61『領域の被害者』。
アルが大罪司教色欲担当のカペラと戦うシーン。
ここでは明らかにカペラの方がアルより強いです。
「げっ、げほっ……クソ、今回は被害者の方で……本気でついてねぇ……!」
アルが被害者なので記憶を保持してタイムリープしていることが分かりますよね。
「100回以上死んでも殺せるか怪しいとこだ、実際もう半分くらいいってんだが」
会話から50回くらいはタイムリープを繰り返しているようです。
何度もやり直すことで対等に渡り合っていることが伺えます。
なんという忍耐力……。アルは超人ですね……。
【リゼロ】アルの能力について考察
領域の発動で重要なのは、アルが被害者なのか加害者なのかですよね。
この被害者なのか、加害者なのかは、アルが自分で決めているわけではないようです。
「げっ、げほっ……クソ、今回は被害者の方で……本気でついてねぇ……!」
運で決まっているのでしょうか。確証はもてませんが……。
領域内ではアルの死がトリガーとなりタイムリープが発動。
アルではなく相手が死んでも同様にタイムリープする模様。
- 加害者:相手はアルが死んだことを覚えており、アルは覚えていない
- 被害者:相手はアルが死んだことを覚えておらず、アルは覚えている
両者タイムリープするけど、記憶を保持するのは被害者の方だけ。
こうして並べてみると少し分かりやすくなりましたね。
覚え方としては、やったほうは忘れていても、やられた方はいつまでも覚えてるという実体験。
被害者はいつまでも覚えてる、というやつですね。
ただ、もうちょっとはっきりしないところも見え隠れする感じです。
アルの能力は本編第7章でも発動しているので、明らかになるかもしれません。
まとめ
『Re:ゼロから始める異世界生活』アルデバランの能力について考察してきました。
アルの能力は『領域』と呼ばれ、以下のようになっています。
領域内ではアルの死がトリガーとなりタイムリープが発動。
アルではなく相手が死んでも同様にタイムリープする模様。
- 加害者:相手はアルが死んだことを覚えており、アルは覚えていない
- 被害者:相手はアルが死んだことを覚えておらず、アルは覚えている
どちらかの死で両者タイムリープするけど、記憶を保持するのは被害者の方だけ。
被害者と加害者はアルが自分で決めているわけではない。
ややこしいアルの能力について整理できたなら幸いです。
こうしてみると実はめちゃくちゃ強いアルデバランの能力。
今後の活躍が楽しみですね。
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