こんばんは、棚整理担当のやまでぃーです。
「葬送のフリーレン」の最新話が掲載されたとたん、SNSではあるキーワードが急上昇――それが「ゼーリエ 死亡」「ゼーリエ 暗殺」でした。
ゼーリエといえば、フリーレン世界の中でも指折りの大魔法使い。そんな彼女に「死亡フラグが立っている」「暗殺されるかもしれない」といった声が広がるのも無理はありません。
今回は、そんな気になる話題について:
- ゼーリエのキャラと立ち位置
- 舞踏会編のあらすじ
- 死亡・暗殺説の根拠
- 第141話で明かされた展開
- 今後の展開予想
これらをまるっと一気に整理してお届けします。SNSで気になって調べ始めた方も、この記事で「今の状況」がしっかり見えてくるはずです。
ゼーリエとは?魔法使いの頂点に立つ存在
「ゼーリエって誰だっけ?」という方のために、まずは彼女の基本プロフィールからおさらいしておきましょう。
- 名前:ゼーリエ(Zereshit)
- 肩書き:大陸魔法協会の創設者
- 魔力量:現存する中では最強クラスの魔法使い
- 年齢:1000年以上生きており、エルフ族であるフリーレンと同様に長命
ゼーリエは、作中でも“魔法を極めた者”として崇拝される存在です。
フリーレンの師匠である「フランメ」の師匠でもあり、魔法の系譜の中でも最上位に位置するキャラ。魔法そのものへの哲学や探究心に生きる孤高の人物として描かれています。
一級魔法使い試験では自ら面接官を務めるなど、現役で魔法界のトップに君臨する姿も印象的。実際、その際に登場した「ユーベル」「ラント」なども彼女の評価によって選ばれた逸材です。
一方で、非情にも見える発言が多く、合理主義的な一面も。
「必要ないと思えばすぐに切り捨てる」「弟子にすら命令口調」といったスタンスに、読者からは“怖い”“カリスマだけど危うい”という印象も持たれてきました。
そんなゼーリエだからこそ、「死」を意識させる展開がここへ来て急浮上してきたわけですね。
暗殺計画はいつから?舞踏会編のあらすじまとめ
ゼーリエ暗殺計画が本格的に浮上するのは、第140話「祝賀の舞踏会」から。舞台は、帝国の建国祭――一級魔法使いたちが護衛任務として集められたこの舞踏会に、物語の大きなうねりが生まれました。
護衛対象はなんと、ゼーリエ本人。
大陸魔法協会は“ゼーリエが命を狙われている”という極秘情報を受け取り、信頼できる精鋭たちを送り込む決断を下します。
護衛に選ばれたのは、以下のメンバー:
- フェルン(フリーレンの弟子で若き実力者)
- ユーベル(破壊衝動を持つ才能肌)
- ラント(冷静沈着な戦術家)
- ゼンゼ(ゼーリエの忠実な弟子)
- ファルシュ(堅実な護衛タイプの魔法使い)
この舞踏会の裏で動いているのが、「影なる戦士」と呼ばれる暗殺組織。
帝国内部に潜伏し、毒・幻術・遠距離からの狙撃など多彩な手段を使ってゼーリエの命を狙っているようです。
この時点では、誰が敵なのか、誰が味方なのかすらわからない、緊迫した“魔法×暗殺サスペンス”の様相を呈してきました。
それだけに、読者の間でも「ついにゼーリエ退場か?」「物語が大きく動くのでは?」と話題が加速していったのです。

ゼーリエの死亡フラグ一覧【セリフ・行動から考察】
140話以降、ゼーリエに関して読者がざわつく最大の理由――それが“死亡フラグらしき描写”の連続です。
物語上で直接「死ぬ」と言ったわけではありませんが、これまでの発言や行動から、明らかにただならぬ雰囲気を漂わせています。以下にその“フラグ”とされる描写を整理してみました。
①「私では辿り着けない未来」発言
舞踏会編にてゼーリエが口にしたセリフ。「平和な未来」を語る際に、「私にはもう関係ない」といった含みのある言い回しをします。
このセリフは、自分の“退場”を覚悟している人物の言葉にも受け取れるため、読者の間では一気に“死亡フラグ”として広まりました。
② 護衛を遠ざけようとする行動
フリーレンら護衛メンバーに対し、ゼーリエは一貫して距離を置こうとします。「私の周りに立つな」「何かあっても守るな」というニュアンスのセリフもありました。
これは仲間を巻き込みたくない覚悟にも見え、「自分だけが死ぬつもりなのでは…?」という印象を強めています。
③ 過去語り・回想が増えている
暗殺計画が進行する中で、ゼーリエはこれまであまり見せなかった内面の語りや、弟子との関係性を振り返る描写が増えています。
ジャンプ作品などでも「キャラの過去回想=死亡前兆」は定番の演出。読者の不安をさらに煽る要因となりました。
④ “平和”を語る立ち位置の変化
第141話のサブタイトル「平和の象徴」でも象徴されるように、ゼーリエは「今の時代における平和の中心人物」として描かれます。
ですが逆に言えば、彼女が殺されればその平和が壊れる=物語に衝撃を与えることにも繋がるわけで、これも大きなフラグとして注目されています。
…こうして見ると、ゼーリエを取り巻く描写は「生存前提」で進んでいるようには到底見えません。
どこかで“爆発”が起きるのでは、という予感がヒリつくように描かれているのが今の展開なのです。
第141話「平和の象徴」でゼーリエに何が起きた?
2025年7月23日、連載再開後に掲載された第141話「平和の象徴」では、ゼーリエをめぐる緊張感がさらに高まりました。
舞踏会本番が開幕。華やかさと緊迫のコントラスト
帝国の建国を祝う舞踏会がついに始まり、ドレス姿の魔法使いたちが登場。表面上は祝賀ムードに包まれていながらも、裏では“影なる戦士”たちの暗殺計画が着々と進行していることが仄めかされます。
そんな中、ゼーリエはまるで“中心に立つ者”として、冷静に全体を見渡している描写が印象的でした。
ゼーリエの描写に増す“最期感”
この回ではゼーリエ自身のセリフや表情がどこか達観しており、まるで「自分の死も選択肢に入れている」ような重みを感じさせます。
「平和とは何か」という哲学的なテーマも語られる中で、彼女が死ぬことで平和の価値が浮かび上がるという可能性まで読者に想起させました。
読者がざわついた“キャラの距離感”
護衛メンバーの中で特に注目を集めたのがユーベルとラントの関係性。ゼーリエが「手綱を離すな」とラントに注意するシーンは、ファンの間で“ランユベ”の名前と共にバズを生みました。
また、フェルンとフリーレンのやりとりにも師弟としての信頼関係の深化が感じられ、全体としては“平穏の裏の静かな爆弾”のような緊張感が描かれました。
暗殺は未遂のまま。だが火種は消えていない
第141話時点ではゼーリエは無事であり、暗殺はまだ実行には至っていません。ですが、敵が潜伏していることは間違いなく、戦闘や突発的事件は秒読みとも言える段階です。
再開1話目ということもあり、今回は“静かなる序章”といった位置づけ。だからこそ、次回以降で一気に暗転する予感が読者の不安を駆り立てています。
ゼーリエは今後本当に暗殺されるのか?展開予想

ここまでの描写を踏まえると、ゼーリエの「死」は明確には描かれていませんが、暗殺の脅威がすぐそばにあることは間違いありません。
影なる戦士の計画は進行中
ゼーリエ暗殺を企てる“影なる戦士”たちは、帝国の中枢に潜伏し、舞踏会の最中に作戦を決行する準備を整えています。
その一部はすでに会場に潜入済みであり、毒や幻術を使った手段が準備されていると考えられています。ゼーリエの行動が制限されている今、彼女が狙われる瞬間はかなり近いとも読めます。
ゼーリエ退場=物語の転換点となる可能性
仮にゼーリエが暗殺された場合、フリーレンたち護衛組にとっても大きな精神的ダメージとなるでしょう。
それだけでなく、魔法界全体に激震が走り、政治的バランスも崩壊しかねません。「平和の象徴」としての存在が消えることの意味は非常に大きく、世界観そのものが変わっていく契機となるかもしれません。
“逆フラグ”としての生存ルートも?
一方で、あえてこれだけ多くの死亡フラグを張ることで、「実は生き残る」という逆転パターンも十分に考えられます。
特にゼーリエは“千年を生き抜いてきた魔法使い”です。自身の死すらも織り込み済みで、暗殺者を逆に追い詰める罠を張っているという展開も読者の間で予想されています。
どちらの展開に進んでも、ゼーリエというキャラクターが持つ“物語の鍵”としての存在感は揺るぎません。今後の展開次第で、彼女の位置づけがフリーレンたちにどう影響するのかが注目ポイントとなります。
まとめ:ゼーリエの死はまだ描かれていないが、緊張感は最高潮
ここまで「ゼーリエ暗殺説」について、原作最新話の描写やキャラの動き、伏線をもとに徹底的に整理してきました。
- ゼーリエは現時点で死亡していない
- 暗殺計画は水面下で確実に進行中
- 死亡フラグと取れる言動・構成は多い
- 第141話では平和を象徴する存在として描かれる一方、“次の瞬間に何か起きそうな”張り詰めた空気も描写された
ゼーリエというキャラクターは、ただの大魔法使いではなく、「フリーレンという物語の流れ」にも深く関わる象徴的存在です。
だからこそ、彼女の生死は今後の展開を大きく左右するはず。
“死ぬ前提”で描かれているようにも見えるし、“それをひっくり返す”ための演出にも見える。
この物語がどちらに舵を切るのか――
来たる次回、私たちもページをめくる手に思わず力が入ってしまいそうですね。
…以上、ジャンプ大好き書店員やまでぃーでした。
ゼーリエの運命、気になっていた方にとって少しでも整理と予習になっていれば嬉しいです。
葬送のフリーレンの「死亡キャラ一覧」はこちらです。話数、理由、シーンまとめ。




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