最後の鑑定人 7話の犯人は弟・憲幸！ネタバレあらすじと感想、のりゆきの正体も解説

こんにちは。西暦5805年、滅びた地球からやってきました。ス・テテコ＝Pです。
この時代に生まれたドラマ『最後の鑑定人』。第7話では、科学捜査と人間の感情が複雑に絡み合い、視聴者の心を大きく揺さぶりました。
今回は「最後の鑑定人 7話 犯人」「ネタバレ」「のりゆき」「感想」「憲幸」という疑問をすべて整理し、一気に解決していきます。

最後の鑑定人 7話 ネタバレとあらすじ

第7話のタイトルは「DNA鑑定を覆せ！ 土門は冤罪を防げるか？」。
物語は、被害者・横手紘奈の体液から、元恋人・北尾洋介のDNAが検出されたことから始まります。
検察はこれを決定的証拠として起訴を進めようとしますが、鑑定人・土門は違和感を覚え、再鑑定を引き受けることに。

調査が進む中、歩容解析（歩き方の分析）では、犯行映像に映っていた人物が洋介と一致しないことが判明。
しかし洋介本人は「もう疲れた」と突然自白し、事件は混迷を極めます。

その後、洋介の弟・憲幸が自殺未遂を起こし、そこから事態は一気に急展開。
被害者の唾液から歯科治療に使われる「レジン」が検出され、第三者の関与が浮かび上がります。
そして法廷で土門が証拠を突きつけた瞬間、洋介は「やめてくれ！」と叫び、真犯人が弟・憲幸であることが明らかになるのです。

最後の鑑定人 7話 犯人は誰だったのか？

第7話で視聴者がもっとも気になったのは「犯人は誰なのか」という一点でした。
一見すると被害者の元恋人・北尾洋介が最有力容疑者。被害者の体液から彼のDNAが検出され、状況証拠も揃っていたのです。

しかし土門は、検察が提出した鑑定書の一部が意図的に省略されていることを突き止めます。
「科学への冒涜だ」と憤る土門は、独自に再鑑定を実施。歩容解析の結果も踏まえ、洋介の犯行ではないことを法廷で証明します。

真相は、洋介の弟・北尾憲幸が犯人だったのです。
憲幸は兄の恋人・紘奈に密かに想いを寄せていました。しかしその想いが報われないと悟ったとき、感情の暴走が悲劇を招いてしまいました。

洋介は弟を守るために自白し、憲幸も兄を庇うために沈黙を守る──。
兄弟の歪んだ“絆”が、事件をより複雑にし、視聴者に強烈な印象を残したのです。

最後の鑑定人 7話 のりゆきとは？

第7話の放送後、検索ワードに多く出てきたのが「のりゆき」という言葉です。
結論から言えば、これは真犯人である弟・北尾憲幸（のりゆき）の名前が関係しています。

ドラマ内では「憲幸」と表記されているため、SNS上では「のりゆきって誰？」「兄の名前と勘違いした」といった混乱も見られました。
つまり「のりゆき」という検索ワードは、憲幸の名前をそのまま音読みで入力したものと考えられます。

第7話では、この憲幸が兄の恋人・紘奈を想い、叶わぬ恋心から犯行へと走ったことが明かされました。
「のりゆき」という名前が、事件の核心を象徴するキーワードになっているのです。

最後の鑑定人 7話 憲幸の人物像と動機

真犯人として明かされたのは、被害者の元恋人・洋介の弟である北尾憲幸でした。
憲幸は兄を慕う一方で、兄の恋人であった横手紘奈に密かな想いを抱いていました。

しかしその感情は決して報われることはなく、拒絶されたことが彼の心を追い詰めていきます。
純粋な愛情が歪んだ執着へと変わり、ついには取り返しのつかない行動に至ったのです。

事件後、憲幸は罪の意識に苛まれ自ら命を絶とうとしますが、一命を取り留めます。
その行動は「本当は兄を苦しめたくなかった」「紘奈を傷つけたことを悔いていた」気持ちの表れとも解釈できます。

兄・洋介が自ら罪をかぶろうとしたのも、憲幸が決して冷酷な人間ではなかったことを物語っています。
この“守ろうとする兄弟愛”と“壊れてしまった恋心”の対比が、第7話の最大のテーマでした。

最後の鑑定人 7話 感想と考察

科学捜査のリアリティについて

第7話では、DNA鑑定の盲点や歩容解析といった科学的なアプローチが丁寧に描かれました。
特に「レジン（歯科治療で使われる材料）」が唾液から検出されるという細部の描写は、視聴者に強いリアリティを感じさせました。
「これほど細かい鑑定があるのか」と驚きの声も多く、ドラマとしての説得力を増していたといえます。

加害者家族の描き方と視聴者の感情

一方で、真犯人が憲幸であることが明かされた際、SNSでは賛否両論が巻き起こりました。
「兄弟の絆に涙した」「土門の証明が胸を打った」という感動の声もあれば、
「被害者があまりに報われない」「加害者家族に焦点が当たりすぎて違和感がある」といった意見も見られました。

つまり本作は、科学の正確さと人間の感情の不条理さを同時に描き出したエピソードだったのです。
そこに視聴者は惹きつけられ、同時に深い考えを促されたのでしょう。

最後の鑑定人 7話 まとめ

「最後の鑑定人」第7話は、科学捜査の緻密さと人間ドラマの切なさが交差する濃密な回でした。
犯人は弟・北尾憲幸（のりゆき）。兄の恋人・紘奈への叶わぬ想いが、悲劇の引き金となってしまいました。

土門が暴いたのは、DNA鑑定の限界や改ざんされた証拠、歩容解析やレジン検出といった科学的事実。
そしてその証拠の先に浮かび上がったのは、「守りたい」という兄弟の絆と、「奪ってしまった」という罪の意識でした。

視聴者にとっては、科学の正しさと感情の悲しさが同時に迫ってくる回だったといえるでしょう。
次回以降、土門がどのように新たな鑑定へ挑んでいくのか──ますます目が離せません。

……以上、ス・テテコ＝Pでした。