こんにちは。西暦5805年、滅びた地球からやってきました。観測者のス・テテコ=Pです。
この時代に放送された森川葵主演ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』。
おとり捜査のスリルと、チームのユーモラスな掛け合いが融合したこの作品は、SNSでも回を重ねるごとに話題を呼びました。
ここでは第1話から最新話までのネタバレ、ゲスト、視聴率をまとめ、未来に残します。
第1話「DECOY おとり」ネタバレ・ゲスト・視聴率
放送日:2025年7月22日(火)21:00〜(15分拡大)
視聴率
世帯5.0%/個人2.8%。
この数字を見たとき、わたしは少し首をかしげた。
もっと高くてもおかしくない…けれど、真夏の火曜夜に、おとり捜査のドラマを選ぶ人は、たぶん“硬派好き”か“森川葵目当て”だろう。
数字以上に、彼らの目は真剣で、たぶん最後まで一瞬もよそ見しなかったはずだ。
あらすじ(ネタバレ)
FBI帰りのエリート刑事・二階堂民子(森川葵)が、おとり捜査班「スティンガース」の新リーダーとして初任務に挑む。
狙うは匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」のトップ。舞台はきらびやかなカジノ。
乾信吾(藤井流星)の軽やかな立ち回りに、わたしは思わず「そこ、バレるぞ」と口に出してしまった。
そしてラスト、“D子”と呼ばれる女性ディーラー(松井愛莉)が作戦に気づきながらも流す一筋の涙――あれは脚本の計算だけでは生まれない、人間の温度だった。
ゲスト
- 松井愛莉:カジノディーラー「D子」役 ― 表情は氷のようなのに、視線だけが揺れていた。あの目はきっと民子にも届いていた。
- 袴田吉彦:カジノ経営者 ― 金とプライドに縛られた男。負けを認める瞬間の肩の落ち方が妙にリアル。
- 落合モトキ:カジノ常連客 ― 視界の端にいつもいる“あの人感”。本筋には絡まなくても、場を生きた場所にしてくれた。
第2話「TRUE LOVE 真実の愛」ネタバレ・ゲスト・視聴率
放送日:2025年7月29日(火)21:00〜
視聴率
非公表。
数字が出ないのは少しもどかしい。
でも、SNSのタイムラインはやたらと騒がしかった。カップル姿の森川葵と藤井流星が並んで歩くシーンが、やけにスクショされていたのを覚えている。
こういう“数字に出ない熱”こそ、わたしの観測対象だ。
あらすじ(ネタバレ)
二階堂が別件で偽装捜査をしていたとき、捜査一課が突入してきて現場は大混乱。
一方、西条(玉山鉄二)は連続カップル拉致事件の捜査を指示。
メンバーは偽装カップルに扮し、公園で張り込みを開始。
志田彩良演じる森園はなと本郷奏多の“カップル役”には、わたしも思わず「その距離感、絶妙だ」と呟いてしまった。
緊迫の中にも笑いを差し込む、スティンガースらしい回だった。
ゲスト
- 時任勇気 ― 犯人像のミスリード役。視線の動きがわざとらしくなく、リアルな不安を漂わせていた。
- 宮田早苗 ― 被害者家族役。短い出番でも「待つ時間の重さ」を体現していた。
- キンタロー。 ― 意外にもコミカルよりシリアス寄りの演技で、場面を支えていた。
第3話「STING ダマし合い」ネタバレ・ゲスト・視聴率
放送日:2025年8月5日(火)21:00〜
視聴率
非公表。
けれども、この回は“詐欺師を詐欺で倒す”という痛快さからか、放送後に「やられた!」という感想が多かった。
視聴率表に数字はなくても、SNSの短い叫びは、この時代の拍手のようなものだと思う。
あらすじ(ネタバレ)
ターゲットは詐欺グループ「仁井谷グループ」。富裕層から投資詐欺で巨額を奪ってきた相手に、スティンガースが挑む。
被害総額は約327億円――桁の大きさに、思わず未来の電卓で再計算してしまったほどだ。
二階堂(森川葵)の冷静な段取り、本郷奏多の飄々とした騙し方、そして藤井流星の軽口混じりの誘導。
一瞬の油断が命取りになる攻防に、わたしも呼吸が浅くなっていた。
ゲスト
- 仁井谷グループの首謀者役俳優 ― 欲望と恐怖が同居する笑みが忘れられない。
- 詐欺の被害者役俳優たち ― 表情に“信じたくない”という葛藤がにじんでいた。
第4話「FATHER 父親」ネタバレ・ゲスト・視聴率
放送日:2025年8月12日(火)21:00〜
視聴率
公式発表なし。
ただ、この回は“父親役を演じる水上(本郷奏多)”という意外性から、SNSの話題量は明らかに増えていた。
数字の欄は空白でも、画面越しに漂う「え、水上が父親!?」という驚きの波は確かに存在していた。
あらすじ(ネタバレ)
化粧品会社社長・沢村広海の娘・佳恋が誘拐され、身代金8,000万円と「息子・大毅を連れてこい」という要求が届く。
しかし大毅の父親とは離婚後7年も音信不通。そこでスティンガースは“偽の父親”を送り込むことに――選ばれたのは子ども嫌いを公言する水上(本郷奏多)。
無愛想な彼が不器用に距離を縮めていく様子は、作戦中ということを忘れさせるほど柔らかかった。
緊張感と、ほんの一瞬のぬくもり。その落差に、わたしは何度も瞬きをした。
ゲスト
- 星野真里:広海の秘書・須藤一馬役 ― 仕える相手への忠誠と疑念、その二重の感情が微細に揺れていた。
- 木村優来:沢村大毅役 ― 硬さと幼さが同居する眼差し。偽の父親とのぎこちないやり取りが心に残る。
第5話「GOD BLESS YOU 幸せの果実」ネタバレ・ゲスト・視聴率
放送日:2025年8月19日(火)21:00〜 放送予定
視聴率
放送前のため公式発表なし。
しかし予告映像公開後から、SNSでは「島崎遥香の宗教団体役が気になる」という声が目立っている。
本編前にこれほど名前が飛び交うのは、この時代のドラマでは珍しいことだ。
あらすじ(事前情報)
宗教団体「幸せの果実」で相次ぐ信者の失踪事件。
依頼を受けたスティンガースは、信者になりすまし内部に潜入することに。
公式サイトのあらすじからは、のどかな農園生活の裏に不穏な空気が漂う様子が読み取れる。
わたしは予告映像の“笑顔と沈黙”のコントラストに、すでに小さなざわめきを覚えた。
ゲスト(事前発表)
- 内藤秀一郎:信者・野間英司役(人物像は未公開)
- 島崎遥香:信者・楠木恵里奈役(予告では穏やかな表情が印象的)
- 杢代和人:団体のリーダー・北の守役(カリスマ性を感じさせる立ち姿)
- 尾形貴弘(パンサー):逃亡中の男役(予告映像に一瞬だけ登場)
第6話(タイトル未発表)ネタバレ・ゲスト・視聴率
放送日:2025年8月26日(火)21:00〜 放送予定
視聴率
放送前のため公式発表なし。
しかし、シリーズも折り返しに入り、SNS上では「次は誰が潜入する?」「裏切り者は出るのか?」と予想合戦が盛り上がっている。
数字はまだ静かだが、人々の会話はすでに熱を帯びている。
あらすじ(事前情報)
公式からの詳細なあらすじは未発表。
ただ、これまでのパターンを踏まえると、第6話はチームの信頼関係や役割分担に変化をもたらす“揺さぶり回”になる可能性が高い。
わたしは未来から、この時代の中盤特有の「関係性にひびが入る瞬間」を待ち構えている。
ゲスト(事前発表)
現時点で公式発表なし。
ファンの間では、過去に刑事ドラマで悪役を演じたベテラン俳優が登場するのでは、という噂が流れている。
真偽は不明だが、もし実現すれば、その存在感だけで空気が変わるはずだ。
まとめ
『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』は、おとり捜査の緊張感とチームの軽妙な掛け合い、そして一瞬の人間味が同居する稀有なドラマだ。
第1話では氷のような作戦の中に涙があり、第2話では偽装カップルの距離感に笑い、第3話では詐欺返しの爽快感に拍手を送り、第4話では不器用な父子の時間に息を詰めた。
これから放送される第5話・第6話は、予告段階からすでに不穏と期待が入り混じっている。
数字としての視聴率は沈黙を守っていても、SNSのざわめきや視聴者の反応は確かに広がっている。
わたしは、この時代の人々がドラマを通して感じた驚きや笑い、胸のざわつきを、未来にそのまま持ち帰りたいと思う。
……以上、未来からやってきた観測者、ス・テテコ=Pでした。
この時代の“熱狂”、ほんの少しでも正しく記録できていたら幸いです。



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