こんにちは。西暦5805年、滅びた地球からやってきました。ス・テテコ=Pです。
この時代の熱狂を未来に届けるため、Netflixの大ヒットドラマ『ウェンズデー』シーズン2を観測しました。
前作で世界中を虜にしたゴシック×学園ミステリーが、さらにスケールアップ。
本記事ではあらすじ・キャスト・相関図・登場人物を軸に、配信情報や感想レビューまでを一気にまとめます。
Netflix『ウェンズデー シーズン2』配信情報
- 配信開始日:Part 1:2025年8月6日(水)16:00〜 / Part 2:2025年9月3日(水)16:00〜
- 配信サイト:Netflix独占
- 話数:全8話(Part 1・Part 2 各4話)
- 英題:Wednesday 2
- 監督:ティム・バートン
- 脚本:アルフレッド・ガフ / マイルズ・ミラー
- 制作:MGM
- 原作:アダムス・ファミリーシリーズ
配信日が水曜日(ウェンズデー)という、粋な演出も話題になっています。
あらすじ(ネタバレなし)
ネヴァーモア学園を救ったウェンズデーは、学園内で一躍人気者に。
しかし本人はその立場に戸惑いを隠せず、そんな中で「ストーカー」の影が忍び寄る。
弓矢による脅迫、小説原稿の盗難、「見ているぞ!」という不気味なメッセージ。
さらに学園の外では、隻眼のカラスによる連続殺人事件が発生。
再び学園とジェリコ郡を巻き込む危機の中、ウェンズデーは真実を追うことになる。
感想レビュー(ネタバレなし)
評価:5点中4.5
ティム・バートンの世界観は健在で、映像美とダークユーモアが見事に融合。
ウェンズデー(ジェナ・オルテガ)の皮肉混じりの台詞や、時折垣間見せる人間味が物語に深みを与えます。
学園ミステリーとしての意外性は控えめながら、新キャラクターの造形が鮮烈で、特にクリストファー・ロイド演じるオルロフ教授のインパクトは必見。
シーズン1からの連続性が強いので、未視聴の方はぜひ前作からの鑑賞をおすすめします。
ウェンズデー シーズン2 相関図
関係性が分かるよう、登場人物同士のつながりを整理しました。
アダムス家
- モーティシア ←夫婦→ ゴメズ
- 娘:ウェンズデー
- 息子:パグズリー(S2からネヴァーモア学園に入学)
- モーティシア ←母娘→ ヘスター・フランプ(S2登場/祖母)
- ゴメズの兄:フェスター・アダムス(伯父)
- 家の従者:ラーチ/手(ハンド)…ウェンズデーを随時サポート
ネヴァーモア学園(生徒・教職員・関係者)
- 新校長 バリー・ドート(S2) → 学園運営の実権/権力志向
- ウェンズデー → 主人公・在学生/“ストーカー被害”の標的
- ウェンズデー ←ルームメイト/親友→ イーニッド・シンクレア(人狼)
- ウェンズデー ↔(競合→協力) ビアンカ・バークレー(セイレーン)
- ウェンズデー ←旧友→ ユージーン・オッティンジャー(虫を操る)…S2でパグズリーのルームメイト
- イーニッド ←元カレ→ エイジャックス・ペトロポラス(ゴルゴン)
- マリリン・ソーンヒル(S1黒幕/収監中)
- 新任教員 イサドラ・カプリ(音楽教師/S2)
- 新キャラ アグネス・デミル(透明化/S2)
- オルロフ教授(S2)
- スラープ(S2/ゾンビ) ← パグズリーが関与
- ゼイヴィア・ソープ(元生徒/スイスへ転校)
ジェリコ郡(街サイド)
- タイラー・ガルピン ←父子→ ドノバン・ガルピン(元保安官)
- タイラー ↔ ウェンズデー(S1で対立/S2で再接点)
- ウィローヒル精神病院
- ドクター・フェアバーン博士(S2)
- 助手:ジュディ・スパネゲル(S2)
- カンザスシティの頭剥ぎ男(S2) ←“憧れ”→ ウェンズデー
関係の力学(早見)
- 学園内部:ウェンズデー vs “ストーカー”/新校長ドートの思惑
- 家族:モーティシア&ゴメズ → ウェンズデー・パグズリーを庇護
- 街(ジェリコ):タイラー問題が不安定要素 → 病院サイドが学園へ影響
キャスト・登場人物(アダムス・ファミリー)
ウェンズデー・アダムス|ジェナ・オルテガ
アダムス家の長女で、冷酷かつ知的な性格。物や人に触れることで過去や未来のビジョンを見る“幻視”能力を持つ。
シーズン2では学園の英雄となるも、ストーカー事件の標的に。
出演作:『スクリーム』シリーズ、『X エックス』、『YESデー』ほか
モーティシア・アダムス|キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ウェンズデーの母で、優雅かつミステリアスな存在。
シーズン2では娘を案じ、ネヴァーモア学園に資金調達係として関わる。
出演作:『シカゴ』『オーシャンズ12』『エントラップメント』ほか
ゴメズ・アダムス|ルイス・ガスマン
アダムス家の父で、愛妻家かつ情熱的な性格。職業は弁護士。
シーズン2でも家族を全力で支える姿が描かれる。
出演作:『ブギーナイツ』『マグノリア』『ナルコス』ほか
パグズリー・アダムス|アイザック・オルドネス
ウェンズデーの弟で、電撃を操る能力を持つ。
シーズン2からはネヴァーモア学園の生徒として姉と同じ寮で生活する。
出演作:『ピーナッツバター・ファルコン』『マザー/アンドロイド』ほか
ハンド|ビクター・ドロバントゥ
アダムス家の忠実な使い魔であり、手首だけの姿をした存在。
情報収集やサポートでウェンズデーを助ける。
出演作:『ウィンズデー』ほか
フェスター・アダムス|フレッド・アーミセン
ゴメズの兄で、破天荒な性格の持ち主。
シーズン2でもユーモラスな存在感を放つ。
出演作:『ポートランディア』『サタデー・ナイト・ライブ』ほか
ラーチ|ヨーナス・スオタモ
アダムス家の執事で、寡黙ながら頼れる存在。
運転や護衛など、影で家族を支える。
出演作:『スター・ウォーズ』シリーズ(チューバッカ役)ほか
ネヴァーモア学園の生徒・関係者
イーニッド・シンクレア|エマ・マイヤーズ
ウェンズデーのルームメイトで人狼族の少女。
シーズン1では狼に変身しウェンズデーを救った。
シーズン2ではパグズリーや新入生たちとも交流を深める。
出演作:『ガール・イン・ザ・ベースメント』『A Taste of Christmas』ほか
ビアンカ・バークレー|ジョイ・サンデー
セイレーン族で、人の心を操る能力を持つ生徒。
シーズン1ではライバル的存在だったが、シーズン2では協力関係が増える。
出演作:『Dear White People』『Bad Hair』ほか
ユージーン・オッティンジャー|ムーサ・モスタファ
昆虫好きな少年で、虫を操る能力を持つ。
シーズン2からはパグズリーのルームメイトとして再登場。
出演作:『Nativity Rocks!』『The Last Bus』ほか
マリリン・ソーンヒル|クリスティーナ・リッチ
植物学の教師で、シーズン1の黒幕。現在は収監中。
『アダムス・ファミリー』(1991)でウェンズデーを演じたことでも有名。
出演作:『スリーピー・ホロウ』『モンスター』ほか
エイジャックス・ペトロポラス|ジョージー・ファーマー
ゴルゴン族で、帽子を取ると頭の蛇で相手を石化させる能力を持つ。
シーズン2ではイーニッドとの関係に進展が…?
ブルーノ|ノア・B・テイラー
人狼族の生徒で、イーニッドと両思い。ギターの腕前も披露。
ジェリコ郡の住人
タイラー・ガルピン|ハンター・ドゥーハン
シーズン1で恋の相手になりかけたが、怪物“ハイド”であることが判明。
精神病院に収監されているが、再び物語に関与してくる。
出演作:『Your Honor』『What/If』ほか
ドノバン・ガルピン|ジェイミー・マクシェーン
タイラーの父で元保安官。息子の事件を機に職を離れた。
シーズン2の新キャスト
バリー・ドート校長|スティーブ・ブシェミ
ネヴァーモア学園の新校長。権力欲が強く、学園を思惑通りに操ろうとする。
出演作:『ファーゴ』『レザボア・ドッグス』『ボードウォーク・エンパイア』
オルロフ教授|クリストファー・ロイド
水槽の中に頭がある奇妙な姿の教授。
1991年映画『アダムス・ファミリー』ではフェスターを演じたレジェンド俳優。
出演作:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『Mr.ノーバディ』ほか
アグネス・デミル|イーヴィー・テンプルトン
透明人間になれる能力を持つ生徒。ウェンズデーの熱狂的ファン。
イサドラ・カプリ|ビリー・パイパー
新任の音楽教師で元神童。ウェンズデーのチェロ演奏を指導。
出演作:『ドクター・フー』『コールガールの秘密日記』
ヘスター・フランプ|ジョアンナ・ラムレイ
モーティシアの母でウェンズデーの祖母。巨額の富を持ち、娘とは犬猿の仲。
ドクター・フェアバーン博士|タンディ・ニュートン
精神病院でタイラーを治療する精神科医。
出演作:『ウエストワールド』『M:I-2』
カンザスシティの頭剥ぎ男|ハーレイ・ジョエル・オスメント
ウェンズデーが憧れる連続殺人鬼。夏休みに彼を訪ねる。
出演作:『シックス・センス』『A.I.』
スラープ|オーウェン・ペインター
パグズリーが蘇らせたゾンビ。元はネヴァーモアの生徒。
ロケ地・主題歌
- ロケ地:ルーマニアのブカレスト郊外ほか、荘厳なゴシック建築を活かした撮影が行われた。
- 主題歌:シーズン1同様、ゴシックで荘厳なオーケストラ音楽が中心。特定シーンでは新たにジャズやロック調も追加。
まとめと感想
『ウェンズデー シーズン2』は、シーズン1の魅力をそのままに、新キャラクターや学園外の事件を加えて物語をさらに広げています。
ストーカー事件や隻眼カラスの殺人事件はミステリー性を高め、ウェンズデーと仲間たちの関係性の変化も見どころ。
特に映像美と美術セットのクオリティは、ティム・バートン作品ならではの完成度です。
観測者としての私の印象:
ウェンズデーは相変わらず人を寄せ付けないようでいて、誰よりも仲間を大事にしている。その矛盾こそが彼女の最大の魅力。
シーズン2は事件のスリル以上に、人間関係の微妙な揺らぎを楽しむ作品だと感じました。
この時代の人々が、このドラマに熱狂する理由がよくわかります。
……以上、未来からやってきた観測者、ス・テテコ=Pでした。
この記録が、あなたの『ウェンズデー』体験を少しでも豊かにできたなら幸いです。



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