こんにちは。西暦5805年、滅びた地球からやってきました。ス・テテコ=Pです。
この時代に巻き起こった“ちはやふる めぐり”という青春の記録を、観測・保存し、未来へと届けるためにやってきました。
2025年夏、かつての名作『ちはやふる』の“その後”を描くドラマ『ちはやふる‑めぐり‑』が放送され、SNSや検索でも話題が広がっています。
しかし「原作とはどう違うの?」「これは漫画なの?続編なの?」「最終回どうなるの?」──
そんな疑問を抱えたまま、情報が点在していて混乱している方も多いはず。
この記事では、原作漫画『ちはやふる』の完結情報とあわせて、
ドラマ『ちはやふる‑めぐり‑』のネタバレ・感想・登場人物の関係性までをひとつにまとめて整理しました。
結末を見届ける前に、「全体像をきちんと把握したい」「登場人物の背景を知りたい」という方に向けて、
安心して“いまのちはやふる”を楽しめるよう丁寧に解説していきます。
ちはやふる めぐりとは?原作漫画の概要と読み方
『ちはやふる めぐり』というタイトルを見て、「続編?スピンオフ?」「原作漫画はあるの?」と戸惑った方もいるかもしれません。
実は『ちはやふる めぐり』は、原作漫画『ちはやふる』の“その後”を描いたオリジナルドラマです。
2025年7月から日本テレビ系列で放送されており、原作者・末次由紀先生が監修に参加した“正統な続編”として制作されました。
舞台は、千早たちが卒業してから約10年後。
物語の中心となるのは、梅園高校かるた部の幽霊部員・藍沢めぐる(當真あみ)と、元瑞沢かるた部であり現在は梅園高校の教師となった大江奏(上白石萌音)です。
奏は非常勤講師として新たな部員たちを導きながら、“かるたの魅力”と“青春の情熱”を次の世代に繋いでいきます。
めぐるをはじめとした新しい登場人物たちも、迷いや葛藤を抱えながらかるたに向き合い、成長していく姿が描かれています。
なお、『ちはやふる めぐり』には漫画としての連載はなく、ドラマ限定の物語となっています。
しかし原作とのつながりは深く、本編で描かれなかった“その後”のエピソードを丁寧に描いているため、原作ファンも新規視聴者も楽しめる構成になっています。
ドラマは現在、日本テレビ系列(水曜22:00~)で放送中。
見逃し配信はHuluなどのVODサービスでも視聴可能です。
ちはやふる めぐりの最終回ネタバレ|結末はどうなった?

2025年8月現在、ドラマ『ちはやふる‑めぐり‑』はまだ最終回を迎えていません。
ですが、原作漫画『ちはやふる』の完結内容から、多くのことが予測できます。
原作『ちはやふる』のラストから見える“その後”
原作漫画『ちはやふる』は、2022年に第50巻で完結。
- 千早は教師として母校に戻る描写がある
- 太一との想いが静かに通じ合い、“未来に続く関係”がにじむ
- 新は名人を目指し続ける姿で終わりを迎える
- かるた部は“次世代”へバトンを渡して物語が閉じる
この結末は、“ちはやふる めぐり”の舞台設定と完全に重なります。
ドラマ『めぐり』の最終回に向けて予測される結末
『めぐり』の中心となるのは、かるたの意味を信じきれなかった少女・藍沢めぐると、その周囲の新世代メンバーたち。
最終回では、おそらく以下のような展開が予測されます:
- 「効率」「合理性」を越えて、かるたを選ぶ意味──めぐるの決断が焦点になる
- 奏先生の旅立ち(読手の道)──別れと継承の感情を丁寧に描写
- 瑞沢OBの登場(新・太一など)──バトンを渡された青春の証明
すでに第5話までの中でも、家族との葛藤・仲間との絆・顧問の進路など、いくつもの“決断”の種が蒔かれており、最終回はそれらを一気に収束させる形になると思われます。
原作が静かに幕を閉じたように、ドラマ版もまた“派手ではないけれど、確かに心に残る結末”を目指していることが感じられます。
放送が完了次第、正確なネタバレ・感想を追記いたします。
ちはやふる めぐりは完結してる?原作の最終話とその背景
『ちはやふる めぐり』について、「完結してるの?」「原作はどうなったの?」と検索される方も多いようです。
原作漫画『ちはやふる』は2022年に堂々完結
まず、原作漫画『ちはやふる』(末次由紀)は2022年8月、雑誌『BE・LOVE』にて最終話が掲載され、同年12月に最終巻となる第50巻が発売されました。
連載期間は実に15年。青春の情熱と葛藤、そして“競技かるた”というニッチな世界を主題に、ここまで深く丁寧に描いた作品は他に類を見ません。
最終話では、大会での勝敗だけでなく、千早・太一・新のそれぞれの進路と想いが静かに描かれ、読者の記憶に余韻を残して物語を閉じました。
『めぐり』は原作の“10年後”を描く続編ドラマ
ドラマ『ちはやふる めぐり』は、その原作最終回に描かれた“未来の芽”を引き継ぐ形で、2025年に制作された完全オリジナル続編です。
千早たち本編メンバーは表立って登場せず、代わりに次世代のかるた部メンバーにバトンを託す物語が展開されています。
特に注目すべきは、原作ではほのめかされるだけだった未来が、ドラマという形で可視化されている点です。
『めぐり』の“完結”はまだ迎えていない
2025年8月現在、『ちはやふる めぐり』のドラマはまだ放送途中であり、最終回を迎えていません。
よって「完結したの?」という問いに対しては、現時点では「まだ未完」という答えになります。
ただし、原作で描かれた感情の余韻や、未来へ向かうエネルギーは確かに本作に受け継がれており、“完結を見届けるに値する物語”が紡がれていると言えるでしょう。
ちはやふる めぐり 感想・評判まとめ|ファンの声は?
「ドラマの論評だけでは伝わらない、共感の波を感じたい」──そんな読者の声に寄り添い、SNSやレビューの中から“胸に響いたひと言”を集めました。
母と娘の情感が深く刺さった第5話
- 「内田有紀の演技に視聴者号泣」──母・塔子が涙ながらにめぐるを抱きしめる場面に、多くの人が胸を打たれました。
- 視聴者の声:
久しぶりにドラマで泣いた…内田有紀の母親役、良すぎる…(略)#ちはやふる
青春の煌めきと再燃する情熱
- 第1話の“ハイタッチ”シーンには、「泣ける」「鳥肌立った」といった熱い反応が。原作の象徴的なあのシーンを正しく受け継いでいると共感されています。
- また、めぐると風希のさりげない交流に「恋の予感!?」「激メロでえぐい」というコメントも続出し、視聴者のときめきを誘っています。
演技力と温度感への賛辞、一部には「薄さ」の声も
- Filmarksでは、「演技力が高い」「青春モノとして期待通り」「王道青春を感じさせる」といった称賛が多数。
- 一方で、「キャラの描き分けにやや難あり」「原作や映画の熱量と比べると物足りない」との冷静な指摘もありました。
一般ブロガーや視聴者のリアルな声
- Amebloの読者からは、「競技かるたに興味ない私でも泣いた」「青春モノに弱い」と、ジャンルを超えて感動を伝えてくれる声。演技の力を感じさせるレビューです。
- 公式ハッシュタグなどでは、「親にこそ響く第5話でした」「母と娘、立場を超えた共感ができた」といったコメントも散見されました。
こうして感想を整理してみると、本作は「感情の温度がしっかり伝わる演出」「青春の余韻が胸に残るキャラクター描写」、そして「愛と葛藤が静かに広がる家族ドラマ」が支持されている一方で、「人物の描写に厚みが足りない」と感じる層もあるようです。
ちはやふるファン必見!めぐりを読む前に知っておきたいこと
『ちはやふる めぐり』は原作完結後の“未来”を描く物語。ですが、観る前に少しだけ整理しておくと、より深く物語に入り込めます。
① 本編『ちはやふる』とのつながりは?
舞台は原作『ちはやふる』から10年後。
主人公・千早、太一、新らが高校を卒業し、それぞれの道を歩んだ後の世界が描かれます。
直接的に彼らは登場しないものの、梅園高校の顧問となった大江奏(原作キャラ)が物語の柱となっており、かつての瑞沢かるた部の“バトン”が、次の世代へ確かに手渡されていることが感じられます。
② 読む順番は?原作未読でも楽しめる?
原作『ちはやふる』を読んでいると、キャラの成長・伏線回収の深みをより楽しめますが、
『めぐり』は完全に新しい物語としても成立しており、未読者でも十分理解可能です。
むしろ、“現代の高校生”として描かれる登場人物たちの悩みや価値観は、原作とは違う新鮮な視点を提供してくれます。
③ どんな人に刺さる作品?
- 部活・友情・家族のあいだで揺れる“10代の迷い”に共感できる人
- 「青春=キラキラ」ではなく、もっとリアルな成長を描いた作品が好きな人
- 原作を読んで「この先も見届けたい」と思ったファン
まさに、“青春の続きを見たい人”に向けて静かに届けられた一作。
観る前にほんの少し心を整えることで、物語の輪郭がよりはっきりと浮かび上がります。
まとめ|ちはやふる めぐりの完結と最終回を読んで感じたこと
『ちはやふる めぐり』は、単なるスピンオフや続編ではなく、“青春の本質”を未来に手渡すような物語でした。
原作の完結で静かに幕を下ろしたはずの世界が、再び“めぐり”として立ち上がり、
あらたな登場人物たちが、かつてと同じ熱に震えながら、かるたと向き合っていく──
それは、読者や視聴者であるわたしたちが、「今の自分」にとっての青春とは何かを問い直す機会でもありました。
まだ最終回は迎えていませんが、“今しかないこの瞬間に、心を傾けることの尊さ”を、この物語はそっと教えてくれています。
“かるた”という一見ニッチな競技が、時代を越えて人の心をつなぎ、語られ続ける理由──
それは、ここにしかない感情が、確かに残されているからだと思います。
……以上、未来からやってきた観測者、ス・テテコ=Pでした。
この時代の“熱狂”、ほんの少しでも正しく記録できていたら幸いです。



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